フットサル日本代表の木暮監督 [写真]=Getty Images
AFCフットサルアジアカップタイ2024のグループステージ第3節が22日に行われ、フットサル日本代表はタジキスタン代表との一戦を1-1のドローで終えた。この結果、日本はグループステージ敗退が決定した。
試合はスコアレスで迎えた12分、左サイドから縦へ突破した金澤空が即座に中央へ折り返すと、ファーサイドで詰めていた石田健太郎が押し込み、日本が先手を取る。その後も新井裕生が反転して放ったシュートがクロスバーを叩くなど、惜しいシーンも作ったが、第2ピリオドに入った26分に中央を破られて失点。試合はこのまま終了し、1-1の引き分けとなった。
グループC第1節のキルギス代表戦を2-3で落としていた日本は、続く第2節で韓国代表を5-0で破ったものの、決勝トーナメント進出のためには勝利が絶対条件だった。しかし、第3節が1-1の引き分けで終了したことで、グループCを3位で終えることが決定。前回のアジアカップでトロフィーを掲げていた日本が、グループステージで姿を消すこととなった。
今大会は、今年9月に開催されるFIFAフットサルワールドカップウズベキスタン2024予選を兼ねていたため、日本にとってはアジアカップ連覇だけでなくワールドカップ出場権の獲得も大きな目標だった。日本は2016年のW杯では出場権を逃したものの、2021年大会はコロナ禍の影響で予選が中止となったため、過去の大会における成績によりW杯出場権を獲得していた。2012年大会以来、14年ぶりにアジア予選を勝ち抜いた上でのW杯出場を目指していたが、2大会連続のW杯出場は果たせなかった。
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By サッカーキング編集部
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