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久保建英、3バックの有効性は「本当に強い相手とやらないとわからない」 後半のシステム変更についても言及

2024.06.11

オウンゴールを誘発した久保建英[写真]=Getty Images

 FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選第6節が行われ、日本代表はホームでシリア代表と対戦。5対0で日本が勝利を収めた。試合後、久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)が取材に応じた。

 6日に行われたミャンマー代表戦ではメンバー外となった久保だが、11日のシリア代表戦では先発出場し、62分までプレーした。自身のコンディションについて、「1試合目は練習でもも裏をケガしかけたので(欠場して)、2試合目になんとか間に合えばいいなと思っていました。最初から60分限定という時間制限つきでした」と明かし、「ケガは怖かったですけど、終わってみたらうまくやれたかなと思います」と振り返った。

 その久保は、前半は3-4-2-1の2シャドーの一角に入り、3点目のオウンゴールを誘発したほか、果敢なドリブルで相手の脅威となり、スルーパスでも違いを生み出した。

 3バックでプレーしてみた感覚について、「2シャドーですけど、ダブルボランチが目の前にいるので、(相手は)難しいと思います。質の高い選手が4人いたら、相手がいかに中に絞っていたとしても、捕まえるのは難しいかなと」と語り、「それは僕らが普段、チームでやっているスペインリーグのレベルでも、守備は堅いですが、捕まえるのは難しいと思うので、僕は引いてくる相手に有効なのかなと思います」と、一定の手応えは感じられたという。

 ただ、「本当に強い相手とやらないと3バックが正解かはわからない」と強調し、「僕たちも、ファン・サポーターの皆さんもとりあえず静観してもらって、試したことに価値があるので。本当に強い相手とやったときにどうなるかは僕もわからない部分があるし、どうなってくるのか楽しみなフォーメーションではあります」と、冷静に語った。

 後半から日本代表は3-4-2-1から4-1-4-1にシステムを変更し、久保はインサイドハーフで後半約15分間プレーした。

 チーム全体として前半よりも低い位置でのプレーが増えたが、久保は「遠藤選手と『後半、楽しかったね』という話もしましたし、3-0になって攻める展開ではなくなったので」と前向きに語り、「たぶん前半に比べると、センターバック、サイドバック、ボランチでボールが行き来する時間帯が増えて、見ている人にとっては停滞感があったかもしれないですが」と前置きしたうえで、「僕らにとっては、変に攻め急いでのカウンターが良くない形だと思うので、あれで後半は良かったかなと思います」と話していた。
 
 2次予選を24得点無失点、6戦全勝で勝ち抜き、最終予選進出を決めた日本代表。最終予選の組み合わせ抽選会は今月27日に行われ、第1節は9月5日に行われる予定となっている。

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