シリア戦は前半45分間でお役御免となった中村敬斗 [写真]=金田慎平
FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選・グループB第6節が11日に行われ、日本代表はシリア代表に5-0で大勝した。試合後、前半の45分間プレーしたMF中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)がメディア取材に応じた。
6日に行われたミャンマー代表戦に続いて、シリア代表戦でも攻撃的な3-4-2-1の布陣を採用した日本代表。そのミャンマー代表戦では、左からの仕掛けが目立つなか、ウイングバック(WB)としてプレーした中村は“超攻撃的”を体現する存在として2得点を挙げていた。
そのミャンマー代表戦では、後半途中からFW前田大然(セルティック/スコットランド)も左WBでテストされ、前田の投入後に中村はシャドーのポジションに移っていた。ミャンマー代表戦の出場時間から考えても、シリア代表戦では前田がスタートから左WBで起用されるとの予想も少なくはなかったが、前田は前日練習で右足に張りを訴え、室内練習に終始。左WBの起用法に注目が集まるなかで、中村が2試合連続でチャンスを掴んだ。
「ミャンマー戦で90分間出た後でしたが、自分的には手応えがあったので、今日の試合も出たいという気持ちはすごく強かった。スタメンで使ってもらって、感謝したいです」
出場意欲を燃やしていた中村は、シリア代表戦でも立ち上がりから左サイドで積極的な仕掛けを見せ、ゴール前にも入っていくなど、数々のチャンスに絡む。ミャンマー代表戦から続く良い流れを持ち込むことに成功すると、13分には縦への突破から左足でクロスボールを上げ、FW上田綺世(フェイエノールト/オランダ)がヘッドで決めた先制点をアシスト。「最近は縦突破の意識がすごく強くなっていて、それがうまく出せて、アシストに繋がって良かったです」と振り返った。
また、先制点の形は“狙い通り”でもあったと中村は説明する。練習の時点で上田と密にコミュニケーションを取り、試合前にも「クロスを上げるので、中で待ってて欲しい」と伝えていた。結果としてゴールラッシュの口火を切る先制点に繋がり、「実現できて良かったです」と笑顔を見せた。
ミャンマー代表戦の再現かのごとく、序盤の日本代表は左サイドから多くのチャンスを作り出す。その中心にいたのは間違いなく中村。得意の仕掛けやドリブルで再三魅せたが、この日の中村は低い位置からもゴールに絡むプレーを披露。19分、左サイド低い位置でボールを持つと、中央に生まれたスペースを見て、MF久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)へボールを届ける。このボールが、MF堂安律(フライブルク/ドイツ)の2点目に繋がった。WBに入ったことで中村の“新しい顔”が見られたようにも感じたが、中村に言わせれば、これも“狙い通り”の形だったようだ。
「ビルドアップのところで、自分が少し低い位置で受けて、前で組み立てていくというのは練習からやっていた形です。久保選手の声も聞こえていましたし、うまく斜めのパスをつけられました」
ミャンマー代表戦にフル出場したこともあり、シリア代表戦は3-0で迎えたハーフタイムでお役御免に。6月シリーズの2試合は、“WBでも結果を残す中村敬斗”を存分に示す時間となったが、中村は「攻撃面ではやり続けることが大事だと思いますが、守備の部分では、ポジショニングというよりも、前で潰す意識が足りないと思う」と課題を口にする。
今後、日本代表がこの形の完成度を高めて行くには、中村のような本来は1列高い位置を本職としている選手の輝きや戦術理解は必要不可欠だ。今後を見据え、中村は「そこ(前で潰す意識)を突き詰めてやっていきたいです」と意気込んだ。
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By サッカーキング編集部
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