男子サッカー U23日本代表は準々決勝敗退
パリオリンピック2024(パリ五輪)男子サッカー・準々決勝が2日に行われ、U-23日本代表はU-23スペイン代表と対戦した。
今大会のグループステージで日本は、パラグアイ、マリ、イスラエルに3連勝し、グループD首位で決勝トーナメント進出を決めた。一方、スペインはエジプト、ドミニカ共和国、ウズベキスタンと同組のグループCに入り、2勝1敗の2位突破で勝ち上がってきた。
指揮官を務める大岩剛監督は、守護神のGK小久保玲央ブライアンやMF藤田譲瑠チマをはじめ、三戸舜介、斉藤光毅、山田楓喜らを先発メンバーに選出。初戦パラグアイ戦から負傷の平河悠に代えて山田を入れた布陣で臨んだ。一方、スペイン代表は初戦のウズベキスタン戦と同じ11人を選出し、EURO2024のA代表にも選出されていたアレックス・バエナやフェルミン・ロペスが名を連ねた。
主審はモーリタニアのダハン・ベイダ氏、副審はアンゴラのジェルソン・サントス氏、ケニアのスティーブン・イエンべ氏、VARはフランスのジェローム・ブリザール氏が務めた。
試合は早い時間帯に動いた。11分、日本は中盤でボールを失うと、ペナルティエリア手前からフェルミンに左足を振り抜かれる。GK小久保玲央ブライアンも反応したが、強烈なシュートは小久保の手を弾いて、ゴール右隅に突き刺さった。日本は今大会初失点でスペインに先制を許す。
初めて相手にリードを許した日本だが、落ち着いて試合を進めた。32分には関根大輝のパスを起点に山本理仁が裏へ抜け出し、ゴール前まで迫る。シュートまでは至らなったが、一つ大きなチャンスを作った。
すると、40分に日本のエースが魅せる。左サイドの崩しから藤田が上手く中央でボールを受け、細谷へパス。細谷はパウ・クバルシを背負い、振り向きざまにシュートを放つと、これが見事にゴールネットを揺らした。しかし、細谷の足がわずかにクバルシより前に出ており、VARが介入してオフサイドの判定。ゴールは認められなかった。
さらに前半終了にも決定機を作る。右サイドでファウルを受けてフリーキックを獲得すると、キッカーの山田楓喜が高精度のクロスをファーサイドへ供給し、細谷がヘディング。シュートは良いコースに飛んだが、惜しくもポストに跳ね返り、得点とはならなかった。前半はこのままスペインが1点のリードを保って終了した。
後半開始から山田楓喜に代えて藤尾翔太を投入した日本だが、中間スペースで流動的に動くパブロ・バリオス、フェルミン、A・バエナを捕まえられず、スペインに苦戦を強いられる。55分にはフェルミンを起点に最後はA・バエナがペナルティエリア内からシュート。60分にも再びフェルミンを起点に最後はアイマル・オロスにシュートを許し、ゴールを脅かされた。
それでも両チームともに疲労の色が見え始めた67分、日本が決定機を作る。右サイド深い位置まで斉藤光毅が侵入すると、ゴール前へ低く鋭いクロスを供給。決定的なパスだったが、ファーサイドで走り込んだ三戸には合わず、得点には至らなかった。
チャンスのあとにはピンチが訪れた。72分にペナルティエリア手前でフリーキックを与えると、ジョアン・ミランダが直接狙う。シュートはゴール左隅の枠内に飛んだが、小久保のビッグセーブで失点を防いだ。
しかし、直後のコーナーキックでスペインがデザインされたプレーを見せ、ペナルティエリア手前でボールを受けたフェルミンが右足ボレー。シュートはゴールネットに突き刺さった。73分、日本は2点のリードを許す。
それでも諦めずにプレーを続ける日本は81分に決定機を作る。エリック・ガルシアからボールを奪った細谷がペナルティエリア内からシュート。しかし、これはスペインGKアルナウ・テナスの見事な反応でセーブされ、得点を奪うことはできなかった。
すると、86分にさらに失点。コーナーキックのこぼれ球をアベル・ルイスに押し込まれ、リードを3点差に広げられた。
その後、日本もコーナーキックから高井幸大がヘディングシュートを放つが、クロスバーに跳ね返り、得点は奪えず。このまま0-3で試合終了を迎え、スペインが準々決勝進出を決めた。
スペインは8月5日日本時間25時よりU-23モロッコ代表と対戦する。
【試合結果】
U-23日本代表 0-3 U-23スペイン代表
【得点者】
0-1 11分 フェルミン・ロペス(U-23スペイン代表)
0-2 73分 フェルミン・ロペス(U-23スペイン代表)
0-3 86分 アベル・ルイス(U-23スペイン代表)
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By サッカーキング編集部
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