9月5日からスタートするFIFAワールドカップ26アジア最終予選の戦いに向けて、日本代表が2日に始動した。初日のトレーニング終了後、DF中山雄太(FC町田ゼルビア)がメディア対応に応じ、代表活動への意気込みを口にした。
中山が代表活動に参加するのは今年1月から2月にかけて開催されたAFCアジアカップカタール2023以来およそ7カ月ぶりのこと。久々に代表のウェアに袖を通し、「入ったからには感じるものが多いです」と率直な感想を明かした中山は、「チームはアジアカップを終えてから何度か活動があり、積み上がっているものがあると思いますが、自分自身はアジアカップを終えてからの初めての代表活動です。あの悔しさは鮮明に残っています。自分はその悔しさをプラスに転換して、最終予選を戦っていきたいです」と今後の活動を見据える。
代表を離れていた期間、中山は個人として大きな変化があった。2023-24シーズン限りで、2年間プレーしたハダースフィールドを退団し、FC町田ゼルビアへ完全移籍加入。国内に新天地を求めた。17日の2024明治安田J1リーグ第27節ジュビロ磐田戦(○4-0)で先制ゴールを挙げ、“鮮烈な町田デビュー”を飾ると、以降も左のセンターバックでスタメンに定着。左ひざ内側側副じん帯損傷に見舞われたことで、ハダースフィールドでは今年3月を最後に公式戦のピッチから遠ざかっていたが、町田で実戦復帰を果たし、満を持して日本代表に戻ってきた。
現在のコンディションについては「3試合しかやっていないので、まだまだ良くなっていく部分はあると思います」と正直な感覚を明かしつつ、「ただ、そんな状況でも呼んでいただけたのは、自信になります」と喜びも口にする。「ただ、最も大事なのは、試合でしっかりとしたパフォーマンスを見せることです。そこにフォーカスして活動をやっていきたい」と闘志を燃やした。
また、中山は町田に加入して日が浅いものの、既に学んだことがあるという。「町田では“勝利にこだわる姿勢”をひしひしと実感して、日々を過ごしています。もちろん、自分もこれまで意識してきたことではありますが、改めてそこへののびしろを感じました。準備の段階から町田は本当に密にやっています」。“1つの勝利へのこだわり”は、中山が個人として日本代表にも伝えていきたいと感じる要素だ。
「もちろん大前提として、勝利のために良い準備をすることを怠らない選手たちがここに集まっていると思います。ですが、勝利への貪欲さがあるチームに所属しているからこそのアプローチもできるかなとは感じます。その熱をチームに伝えていければと思っています」
そんな中山の姿勢は、最終予選開幕を目前に控えるチームにとって必要不可欠な要素と言える。というのも、過去2大会の最終予選初陣はいずれも黒星で、スタートダッシュに失敗。今大会の最終予選は、“3度目の正直”で白星スタートを飾りたい。
過去2大会のデータについて、中山は「変に意識はしたくない」と本音を口にし、目の前の一戦への勝利にこだわるという意味で「初戦という意味で重要な試合になってきます」と意気込む。「過去2大会の初戦を“良い経験”として変えられるように、その2試合で日本代表が学んだ材料を還元していきたいですし、自分自身も勝利に貢献できるようにしたいです」と述べた。
この目の前の勝利にこだわる姿勢は、中山個人にも通ずる部分がある。約2年前、中山はFIFAワールドカップカタール2022に臨む日本代表メンバーに選ばれながら、右足のアキレス腱を損傷したことで無念の活動辞退を強いられた。1つ1つの勝利にこだわって、今回の最終予選を勝ち抜いた先に、自身にとって悲願とも言えるワールドカップの舞台が待っている。
だが、中山は「1日1日、目の前のことに全力で取り組んだ先に見えてくるものだと思っています」と冷静に発言。「もちろん、本気で(ワールドカップに)出場したい思いはありますが、そっちばかりを考えても、地に足がつかない状態になってしまいます」と話すと、町田で普段から実践しているように「目の前のことに全力で取り組んでいきたい」と語った。
この後、チームは徐々に欧州組の選手が合流し、最終予選の初陣となる中国戦に向けて調整を進めていく。その中国戦は、5日の19時35分より『埼玉スタジアム2002』にてキックオフ予定。試合の模様はテレビ朝日系列で地上波独占生中継されるほか、DAZNでもライブ配信される。
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By サッカーキング編集部
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