日本代表vs中国代表
会場は埼玉県の「埼玉スタジアム2002」で、キックオフ時間は19時35分の予定となっている。
日本代表対中国代表の試合は、地上波『テレビ朝日系列』にて全国生中継され、ネットでは「DAZN(ダゾーン)」/『ABEMAdeDAZN』/『TVer(ティーバー)』で生配信される。
サッカー日本代表vs中国代表の概要【試合日程・放送時間】
日本代表は、9月5日(木)に行われる『FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)』(埼玉スタジアム2002/埼玉)にて中国代表と試合を行う。
8大会連続8度目のW杯出場を目指す日本代表は、アジア2次予選で朝鮮民主主義人民共和国、シリア代表、ミャンマー代表と同組のグループBに入り、6戦全勝の首位で突破を決めた。最終予選ではオーストラリア代表、サウジアラビア代表、バーレーン代表、中国代表、インドネシア代表と同組のグループCに入り、第1節は日本代表のホームで中国代表と対戦する。
日本代表と中国代表が最後に対戦したのは、2022年7月24日に行われた東アジア4ヶ国によるEAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会第2戦。同試合の日本代表の先発は、GK大迫敬介、DF小池龍太、中谷進之介、荒木隼人、佐々木翔、MF橋本拳人、野津田岳人、脇坂泰斗、FW宮市亮、森島司、細谷真大というメンバーだった。試合は終始日本が攻めながらも得点を奪えず、0-0という結果に終わった。
▼マッチハイライト
なお、FIFAランキングは日本代表が17位、中国代表が88位となっている。
■FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)
- 日時:2024年9月5日(木)19:35キックオフ
- 試合会場:埼玉スタジアム2002(埼玉)
- 対戦カード:日本代表 vs 中国代表
- テレビ放送:地上波『テレビ朝日系列』
ネット配信:「DAZN(ダゾーン)」
サッカー中国代表の情報
2002年の日韓大会以来となる2度目のW杯出場を目指す中国代表は、アジア2次予選で韓国代表、タイ代表、シンガポール代表と同組のグループCに入った2勝2分2敗の勝ち点8で、3位のタイ代表と勝ち点、得失点、総得点で並んだが、直接対決の成績により2位に入り、辛うじて最終予選へと駒を進めた。
アジア2次予選における中国代表の最多得点者は、上海海港に所属するFWウー・レイ。2021-22シーズンまでラ・リーガ(スペイン)のエスパニョールでプレーしていたウー・レイは、2次予選に5試合出場して5得点を決め、チーム内得点王となった。
日本代表スターティングメンバー
※並びは予想
北中米3カ国で共催されるFIFAワールドカップ26の出場権をかけた熾烈なアジア最終予選がいよいよ幕を開ける。2次予選を6戦全勝で首位通過した日本代表はオーストラリア代表、サウジアラビア代表、バーレーン代表、中国代表、インドネシア代表と同居するグループCに組み分けられた。5日には『埼玉スタジアム2002』にて中国代表との初戦を迎える。
重要な一戦に向けて、森保一監督は主将の遠藤航(リヴァプール/イングランド)や三笘薫(ブライトン/イングランド)、堂安律(フライブルク/ドイツ)、南野拓実(モナコ/フランス)らを先発起用。鈴木彩艶(パルマ・カルチョ/イタリア)がゴールマウスを守り、最前列には上田綺世(フェイエノールト/オランダ)が入った。システムは堂安と三笘がウイングバック(WB)、久保と南野が2シャドーに入る3-4-2-1が予想される。
中国代表戦に臨むスターティングメンバーは以下の通り。
<スターティングメンバー>
▼GK
1 鈴木彩艶(パルマ・カルチョ/イタリア)
▼DF
4 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)
3 谷口彰悟(シント・トロイデン/ベルギー)
16 町田浩樹(ユニオン・サン・ジロワーズ/ベルギー)
▼MF
10 堂安律(フライブルク/ドイツ)
6 遠藤航(リヴァプール/イングランド)
5 守田英正(スポルティング/ポルトガル)
7 三笘薫(ブライトン/イングランド)
▼FW
20 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
8 南野拓実(モナコ/フランス)
9 上田綺世(フェイエノールト/オランダ)
<控えメンバー>
▽GK
12 大迫敬介(サンフレッチェ広島)
23 谷晃生(FC町田ゼルビア)
▽DF
2 菅原由勢(サウサンプトン/イングランド)
21 高井幸大(川崎フロンターレ)
22 中山雄太(FC町田ゼルビア)
▽MF/FW
11 前田大然(セルティック/スコットランド)
13 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)
14 伊東純也(スタッド・ランス/フランス)
15 鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)
17 田中碧(リーズ/イングランド)
18 浅野拓磨(マジョルカ/スペイン)
19 小川航基(NEC/オランダ)
<メンバー外>
長友佑都(FC東京)
望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)
旗手怜央(セルティック/スコットランド)
細谷真大(柏レイソル)
サッカー中国代表のメンバー
中国サッカー協会は8月21日に日本代表戦、サウジアラビア代表戦に臨む27名のメンバーを発表した。
かつてエスパニョールでプレーし、中国人史上初のラ・リーガ得点者となったFWウー・レイをはじめ、ブラジル出身FWアラン、FWフェルナンジーニョの帰化組、キャプテンのDFティアス・ブラウニングらが順当に選出された。
また、カターレ富山やアビスパ福岡に所属していた経歴を持つDFコ・ジュンイ(高准翼)もメンバーに選出されている。
27名のメンバーリストは下記の通り。
▼GK
ワン・ダレイ(山東泰山)
リウ・ディアンズオ(武漢三鎮)
ヤン・ジュンリン(上海海港)
バオ・ヤーション(上海申花)
▼DF
ティアス・ブラウニング(ジャン・グアンタイ/上海海港)
リー・レイ(北京国安)
ハン・ポンフェイ(天津津門虎)
ヤン・ゼシャン(上海申花)
リウ・ヤン(山東泰山)
コ・ジュンイ(山東泰山)
ウェイ・ジェン(上海海港)
ヂゥー・チェンヂィエ(上海申花)
ジャン・シェンロン(上海申花)
▼MF
ワン・シャンユェン(河南嵩山龍門)
シェ・ペンフェイ(上海申花)
リー・ユェンイー(山東泰山)
チョン・ジン(浙江FC)
ファン・ジョンユー(山東泰山)
シュ・ハオヤン(上海申花)
ワン・ハイジェン(上海申花)
シェ・ウェンノン(山東泰山)
▼FW
アラン(ア・ラン/青島西海岸)
ウー・レイ(上海海港)
フェルナンジーニョ(フェイ・ナンドゥオ/上海申花)
チャン・ユーニン(北京国安)
リン・リャンミン(北京国安)
バイヘラム・アブドゥワイリ(深圳)
▼監督
ブランコ・イヴァンコヴィッチ
試合前日会見のコメント
■日本代表:森保一監督
ーー試合に向けて
明日から2026年北中米W杯に向けたアジア最終予選が始まりますが、まずはアジア予選を確実に突破できるように一戦一戦、最善の準備をして全力を尽くすということ。高い目標を持ちつつも、目の前の一戦に最高の準備をして戦うこと。明日の試合での勝利を目指して今日できること、明日の試合までにできることしっかりやっていきたいと思います。サポーターの皆さんや応援してくだっている国民の皆さんもアジアを勝ち抜くために共闘していただければ幸いです。
ーー三笘薫、伊東純也がアジアカップ以来の復帰。どのような起用法を考えているか。
起用については、試合を見て楽しんでいただければと思います。ただ、2人とも日本代表にとって大きな武器であるということは間違いなので、出場した時間の中で最大限、自分の武器を発揮してもらい、まずは得点に絡んでもらうことを期待していますし、2人とも献身的に攻撃も守備もチームのためにハードワークできる選手だと思うので、この厳しい戦いを全員で攻守にハードワークして戦うというところ、チームをしっかり引っ張ってもらえるように期待しています。
■日本代表:遠藤航
ーー試合に向けて
いよいよ最終予選が始まるということで、個人としても非常に楽しみにしています。選手としては今できる環境の中で最大限、最高の準備をみんなでしてきているので、まず明日の初戦、しっかり勝てるようにチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。
―――長谷部コーチの影響
あれだけの経験・キャリアのある選手だった方が入ってくれることは、選手からするとみんなウェルカムです。僕は長谷部さんのことをよくわかっていますが、特に一緒にやっていない若い選手は日々多くの刺激を受けて代表活動ができていると思います。海外で活躍した選手たちが、また日本サッカー界に貢献することも重要だと思います。その決断を長谷部さんがしてくれたことは間違いなく日本サッカーにとってもポジティブだと思っています。選手にとっても経験を聞きながら最終予選と戦えることは間違いなくメリットだと思いますし、それは最終予選だけではなく、W杯やドイツでのキャリア含めていろいろ話も聞きながら、ピッチ上、選手自身のキャリアに還元していくことをこれからみんな、やっていければ素晴らしい関係性になると思います。
■中国代表:ブランコ・イヴァンコヴィッチ監督
ーー試合に向けて
中国代表としてアジアの最終予選に進めてうれしく思っている。日本は強い相手なので、しっかり準備をしたい。私は1998年から日本には注目している。明日はしっかりといい結果を残したい。日本はアジアのトップチームの一つだけでなく、世界でもトップのチームでもあると思っている。カタールW杯でもいい結果を残した。日本の多くの才能ある選手がアーセナルやリヴァプール、ブライトン、モナコなど多くのトップクラブでプレーしている。日本は強いチーム。明日のピッチでのパフォーマンスもいいだろう。私たちにとってはチャレンジになるが、しっかりと戦いたい。
ーーイヴァンコヴィッチ監督は、1998年W杯はクロアチアのコーチとして、2003年にはテヘランでイラン代表として、前回のW杯予選でオマーン代表として、日本代表相手にいい結果を出している。そういった経験は今回、どんな影響があるか。
確かに日本との試合経験は豊富だが、日本も1998年以降、大きく成長している。特にジーコ監督時代からとても伸びていると感じている。我々にとって大事なのは選手が明日、ピッチでのトレーニングで培った理解や技術をしっかりと本番で実践すること。そして勇敢に戦うことも大事になる。
■中国代表:ウー・レイ
ーー試合に向けて
ここに来られてうれしい。明日対戦できることを楽しみにしている。メンタルは非常にいい状態にある。日本は強いチームだが、我々もピッチでベストを尽くす。ここまでのトレーニングもとてもよくやってきたし、日本の映像もたくさん見てきた。日本のプレーも理解している。今回、多くの選手がこういった大事な試合で初めてプレーする。そういった選手にとって素晴らしい経験になる。
ーー中国代表は大連で10日間合宿をし、日本でも2日間練習している。最高の状態にある。そしてアジア2次予選と最終予選で違いはあるか。
2次予選と最終予選は違う。試合間隔も違うし、相手のレベルも違う。その中で大連と日本で練習を積んできた。日本を想定した練習もしている。相手は強いが、状態は良いと思っている。また、2次予選の経験を生かしたい。わずか1点でも結果が変わるということを肝に銘じたい。
FIFAワールドカップ26アジア最終予選のレギュレーション
FIFAワールドカップは2026年大会から本大会の参加国が『48』へと拡大され、それに伴いアジア枠も『8.5』と拡大された。2次予選を勝ち上がった18カ国は、6カ国ずつ3グループに分かれ、ホーム&アウェイの2回戦総当たり方式で対戦する。各組の上位2カ国がストレートインとなり、3位と4位は4次予選 (アジア・プレーオフ) で2枠を、大陸間プレーオフで1枠を争うことになる。
6月27日に行われたFIFAワールドカップ26アジア最終予選組み合わせ抽選会で日本代表はグループCに入ることが決定した。組み合わせと各チームのFIFAランキング順位は以下の通り。
【グループA】
・イラン代表:20位
・カタール代表:35位
・ウズベキスタン代表:62位
・UAE代表:69位
・キルギス共和国代表:101位
・北朝鮮代表:110位
【グループB】
・韓国代表:22位
・イラク代表:55位
・ヨルダン代表:68位
・オマーン代表:76位
・パレスチナ代表:95位
・クウェート代表:137位
【グループC】
・日本代表:17位
・オーストラリア代表:23位
・サウジアラビア代表:56位
・バーレーン代表:81位
・中国代表:88位
・インドネシア代表:134位
日本代表vs中国代表のテレビ放送・ネット配信
9月5日(木)の日本代表vs中国代表の試合は、テレビ地上波『テレビ朝日系列』で生放送されるほか、「DAZN(ダゾーン)」/『ABEMA de DAZN』/『TVer(ティーバー)』でネット生配信される予定となっている。
■地上波『テレビ朝日系列』/『TVer(ティーバー)』
- 番組開始:9月5日(木)19:00
- キャスト:【ナビゲーター】川平慈英
【解説】松木安太郎、内田篤人
【ピッチ解説】槙野智章
【ゲスト】影山優佳
【実況】吉野真治(テレビ朝日アナウンサー)
【リポーター】山崎弘喜(テレビ朝日アナウンサー)
【スタジオ進行】三谷紬(テレビ朝日アナウンサー)
※19:00〜19:04は「私の幸福時間」が放送される。
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By サッカーキング編集部
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