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森保監督、“旧友”ポポヴィッチ監督率いる豪州と対戦へ「非常に危機感を持って挑んでくると思う」

6時間前

森保一監督[写真]=三島大輔

 日本代表を率いる森保一監督が、FIFAワールドカップ26アジア最終予選第4節オーストラリア代表戦の前日会見に臨んだ。

 難所の敵地サウジアラビア代表戦でも2-0の完封勝利を収め、3連勝でホームでのオーストラリア代表戦へ。森保監督ははじめに、「サウジアラビア戦から長距離移動などありましたが、選手もチームとしてもいい準備をして来れていると思いますので、明日の試合は自信を持って選手たちにはホームで勝利を目指して戦って欲しいなと思います。これまで最終予選で3連勝して来れていますが、この3連勝が明日の勝利を約束してくれるものではない。気を引き締めて、準備してきたことを明日の試合、思い切ってチームとして全力でプレーしてほしいと思います」と、意気込みを示した。

 10月の代表戦からオーストラリア代表を率いるトニー・ポポヴィッチ監督は、現役時代にサンフレッチェ広島で森保監督と共闘。ポポヴィッチ監督との関係については、「ポパ(ポポヴィッチ監督の愛称)とは非常に良い友達関係が今も続いています。時々連絡を取り合っています。サンフレッチェ時代にプレーヤーとして共に戦ったチームメイトで、本人はキャプテンと呼んでいるという話もありましたが、同時に“ポイチ”とも呼んでいます(会場笑い)。私が広島の監督を辞めた後、フリーでいる時にポポビッチがウエスタンシドニーの監督をしていて、フォックス(ハイデン・フォックス)がコーチをしているところに連絡をとって2週間ほど研修させてもらいました。そこで監督した後のリフレッシュと、これから監督を続けていくための刺激をたくさんもらいました」と、引退後も交流が続いていることを明かした。

 2011年以降、対オーストラリア代表戦では負けなし。ただ、森保監督は「明日の試合に関してはそのデータが勝たせてくれるものではないと思います。データ的には有利ですが、今のオーストラリアの状況を考えた時に、データ的にもこれまで勝ててない、そして監督交代をして非常に危機感を持って挑んでくると思うので、そこは最大限に我々自身が警戒して臨まなければいけないと思います」と慢心せず。ポポヴィッチ監督への評価も交え、指揮官交代直後の相手と戦う難しさを次のように語った。

オーストラリア代表の監督が変わって、分析する試合が1試合しかない状況ですけれど、その1試合でできるだけ、何をやろうとしているかを分析して我々の対策に繋げていきたいです。チームとしてのやりたいことがどれだけ分かるかは分かりませんけど、個人はこれまでもオーストラリア代表として戦っている選手であったり、ポポヴィッチ監督が実際にAリーグで見て知っている選手が多いですし、選手個々の情報はしっかり取れていますので、できるだけ相手の特徴を出させないように、我々が上回っていくための準備はしていきたいと思っています」

「戦術的に4バックも3バックも使える監督だと思いますし、何を対策してやってくるかということは色々なことを考えてやってくると思うので、我々も1試合だけの情報にとらわれず、他のことも起こり得るという準備をしていきたい。何よりポポヴィッチ監督は闘う魂というか、激しく厳しくハードワークすることを選手たちに植え付けることができると思いますので、明日の戦いは局面局面での戦いから、そしてチームとしても戦っていけるように我々もメンタルの準備をしっかりしないといけないかなと思います」

 ここまでの3試合ではシャドー以外のスターティングメンバーに手を加えず。「基準としては、誰が出ても試合に勝てるメンバーが揃っているとは思いますが、その中でも個々のコンディションやグループでの機能性などを含めて、勝つためにベストな選手ということでチーム編成、先発を決めています。ただ、練習する期間がないので多くをワールドカップ出場がかかっている最終予選では試せてはいませんが、交代枠も含めて、そしてトーレーニングの中で、我々がより誰が出ても勝つ、誰と組んでも機能できるというところは常に準備しています」とチーム内競争に手応えを示している。

「選手のほとんどが欧州の世界の競争力の中で戦っています。もちろん、国内組も外国人がいて世界の競争力の中で戦っていますが、より高いレベルで戦う誇りを持ちながら、さらに上を目指していくところ。そして相手を見下すことなく、一試合一試合緊張感を持って警戒心を持って試合に臨むことが誇りというところと、緊張感を持って日々前進していくというところ、試合に向かっていくというところのバランスが非常にいいのかなと思います」

 森保監督はスポーツを通じた平和の発信にも言及。「シンプルに言うと、スポーツができる意味、こうやってコミュニケーション取らせてもらう記者会見の場ができるのも平和な世界があるからだと思います。戦争や紛争をやっている地域でこのような穏やかな時間はないので、我々が好きなことをやれる、スポーツをやれるのは平和があるからこそというを我々自身が胸に刻み、見ている方々にも機会があれば平和について考えることに繋がればいいなと思います。戦争や紛争の大きな問題だけでなく、日常から相手のことを尊重して、意識してお互いを尊重することが必要だと思いますし、サッカーの中では勝ち負けを競い合うことになりますが、ルールがある中でお互いにリスペクトしながら競い合うというところを色んな方々に見てもらい、スポーツから平和を発信することに繋がればと思います」と、長崎出身、元広島の指揮官は語った。

 日本代表vsオーストラリア代表は『埼玉スタジアム2002』にて行われ、15日19時35分からのキックオフを予定。地上波『テレビ朝日系列』で放送されるほか、「DAZN(ダゾーン)」/「ABEMA de DAZN」でのネット配信も行われる。

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