小川(中央)が先制点を演出し、南野(右)は追加点をゲット [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ26アジア最終予選・グループC第5節が15日に行われ、日本代表は敵地「ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム」でインドネシア代表と対戦している。前半の45分間を終了した時点で、スコアは2-0。日本代表は2点をリードしてで後半へ折り返すこととなった。
日本代表はここまで行われた最終予選の全試合で採用している「3-4-2-1」システムを採用。第4節オーストラリア代表戦(△1-1)からは3名を入れ替えており、体調不良で同試合を欠場したMF遠藤航(リヴァプール/イングランド)がスタメンに復帰したほか、負傷の影響でメンバーから外れたDF谷口彰悟(シント・トロイデン/ベルギー)に代わってDF橋岡大樹(ルートン・タウン/イングランド)、同様に今回は招集外のFW上田綺世(フェイエノールト/オランダ)に代わってFW小川航基(NEC/オランダ)が起用された。
試合はキックオフ直前にスコールが起こった影響で、大雨のなかでキックオフ。試合は立ち上がりからインドネシア代表が、日本代表の3バック横のスペースを有効活用する形でチャンスを作り出す。9分にはこの形でDF板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)を引き出すと、うまく入れ替わったFWラグナー・オラットマングーン(デンデル/ベルギー)にチャンスが到来したが、ここはGK鈴木彩艶(パルマ・カルチョ/イタリア)の好セーブで難を逃れる。
日本代表はボールを握る時間こそ長いものの、なかなかインドネシア代表が中央で固めるブロックを掻い潜る場面も、そこを広げる工夫も乏しい。決定機の数は少なかったものの、35分に先手を取ったのはアウェイチームだった。35分、敵陣へ閉じめた状態のなか、ボックス手前左寄りの位置でボールを受けたDF町田浩樹(ユニオン・サン・ジロワーズ/ベルギー)がボックス内へ斜めのパスを差し込むと、走り込んだMF守田英正(スポルティング/ポルトガル)がダイレクトでフリックし、MF鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)が深い位置へ侵入。相手GKが飛び出してきたのを見て中央へ折り返すと、最後は詰めていた小川が押し込む。公式記録では相手のオウンゴールとなったものの、見事な崩しで日本代表が先手を取った。
続く40分には鎌田からのスルーパスでMF三笘薫(ブライトン/イングランド)が左サイド高い位置を取る。アウトサイドで中央へ折り返すと、スペースへ走り込んできたMF南野拓実(モナコ/フランス)がダイレクトで仕留めた。
苦労した印象も受けながら、前半終盤の怒涛の攻撃で“強者”ぶりを示す。前半はこのまま終了し、日本代表が2点をリードしてハーフタイムに突入している。
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By サッカーキング編集部
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