欧州視察から帰国した森保監督
日本代表を率いる森保一監督が、19日にメディア対応を行なった。
3月下旬にFIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)の2試合を控える中、森保一監督は今月1日より欧州視察を実施。2週間以上に渡って滞在し、『リヴァプールvsトッテナム』や『バイエルンvsブレーメン』、さらには『マンチェスター・シティvsレアル・マドリード』など、計16試合を観戦した。
そんな森保監督は、19日に帰国。欧州視察で印象に残った試合として、MF田中碧が所属するリーズとサンダーランドの一戦を挙げ、「昇格争いということもあったとは思いますが、月曜日夜8時に超満員のサポーターが、我が街のチームを応援する雰囲気は凄かったですね。日本にも、そういう盛り上がりがさらに浸透してくればいいなと思いました」とサッカーの本場で触れた熱を振り返った。
続けて、「移動を除くと、18日間で16試合見れて。毎日サッカーをやっている、という感じです。日本は一国だけのリーグで、週末開催・平日開催ということが考えられていますけど、やっぱりヨーロッパはEUで繋がっているところもありますし、ヨーロッパ全体がひとつの国として自国リーグ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、ヨーロッパカンファレンスリーグとあって、他国のリーグの情報も自然と入ってきます。毎日、本当にサッカーに触れられる環境は違いますね」と語った。
その上で、森保監督は「これまで通りというか、ヨーロッパを中心に世界の情報と、Jリーグの情報を収集しながら日本代表を作っていくことを考えていて、コーチと連携しローテションを組んで、現地には誰かが見にいけるようにやっていきたい」としつつ、「私自身が、ヨーロッパに居住することを考えて、そこからJリーグを見れるようにということも視野に入れていく必要があると思いました」と欧州視察を通して、得た気付きを口にしている。
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By サッカーキング編集部
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