FOLLOW US

U20日本代表がW杯出場権獲得! C組全勝のイランと120分間の激闘、最後はPK戦で勝利

2025.02.23

U-20日本代表が世界への切符を掴む! [写真]=2025 Asian Football Confederation (AFC)

 AFC U20アジアカップ中国2025・準々決勝が23日に行われ、U-20日本代表はU-20イラン代表と対戦した。

 今大会は単にU-20世代のアジア王者を決めるという意味合いだけでなく、上位に入った4カ国には、今年9月に開催される2025 FIFA U-20ワールドカップへの出場権が与えられる。グループDに入ったU-20日本代表は、14日に行われた第1節でU-20タイ代表を3-0で破ったあと、17日に行われた第2節ではU-20シリア代表と2-2のドローを演じた。20日開催の最終節では、2連勝中だったU-20韓国代表相手に先制したものの、後半アディショナルタイムに痛恨の失点を喫し、1-1のドロー。1勝2分の勝ち点「5」で、U-20韓国代表に次ぐ2位で決勝トーナメントへ駒を進めた。

 準々決勝で相まみえるのは、グループCで3戦全勝、11得点1失点と圧巻の成績を残し、首位で準々決勝に進出してきたU-20イラン代表。前述のとおり、今大会でベスト4以上に入るとU-20ワールドカップの出場権を掴めるため、言い換えると準々決勝は世界につながる切符を懸けた戦いとなる。

 試合は序盤の5分にスコアが動く。U-20日本代表はロングボールを跳ね返すと、ここから自陣内で発生したボールの奪い合いでU-20イラン代表にボールを拾われる。レザ・ガンディプールの強引な突破を許すと、一度はエスマイル・ゴリザデのシュートを跳ね返したものの、セカンドボールをガンディプールに決められた。

 U-20日本代表としては大一番で早々とビハインドとなってしまったが、ここからの試合展開は決して悪くない。13分にはボックス左へ流れたスルーパスを拾った石井久継が粘りを見せ、マイナス方向へ繋ぐと、井上愛簾からの折り返しに神田奏真が反応。軸裏で狙ったシュートは相手にブロックされる。続く18分には、右サイドから中央へドリブルした梅木怜が、井上とのパス交換で前を向き、右足を振り抜くも、シュートはわずかに枠の外へ。

 徐々に得点の気配を漂わせながら迎えた30分、遂にU-20日本代表がこじ開ける。左サイドを駆け上がった髙橋仁胡からのクロスボールは味方に合わなかったが、逆サイドへ流れたセカンドボールを井上が拾うと、梅木を経由し、敵陣中央やや右寄りの位置で顔を上げた小倉幸成が右足一閃。低弾道のミドルシュートを叩き込み、U-20日本代表が試合を振り出しに戻した。

 完全に流れを掌握するU-20日本代表は、前半終了間際の44分にも、大関友翔からのスルーパスでボックス内へ侵入した井上が、GKの位置を見て右足で狙ったが、ここは仕留めきれない。前半はこのまま1-1で終了し、ハーフタイムへ突入した。

 後半へ入ると、立ち上がりの時間帯は、U-20イラン代表のブロックの内側にパスを通す場面が限られ、フィニッシュまで持ち込むシーンは少ない。それでも、58分に敵陣中央で前を向いた石井が積極的なミドルシュートを放つと、62分には左コーナーキックから井上が、69分にはミドルシュートで大関がゴールを脅かしていく。

 77分には危ないシーンも作られたが、シュートは枠を外れ、手に汗握る展開のまま終盤へ向かっていく。U-20イラン代表は迷うことなくロングボールを放り込む場面を増やしたが、U-20日本代表守備陣も体を張って跳ね返し、最後まで最小失点で試合を進める。後半アディショナルタイムには佐藤龍之介とのワンツーから梅木がフィニッシュまで持ち込み、直後には途中出場していた道脇豊にもビッグチャンスが訪れたが、U-20イラン代表の守備陣も体を張った守備でゴールを許さず。

 結局、90分間のなかで決着はつかず、“激闘”は延長戦に持ち込まれる。延長前半の93分には、ボックス右でボールを受けた佐藤からの折り返しを、途中出場の高岡伶颯が右足で叩くも、シュートはまたも跳ね返される。その後も佐藤や高岡がフィニッシュへ持ち込んだが、逆転とはならずに延長後半へ。

 立ち上がりの108分に佐藤がフリーキックを直接狙うが、この日再三のビッグセーブを見せていたGKアルシャ・シャコウリが横っ飛びで掻き出す。両者体力も消耗されたなか、最後まで激しいバトルが繰り広げられたが、最後まで次の1点は生まれず、決着はPK戦に委ねられた。

 先攻のU-20イラン代表は1人目のエルファン・ダルビッシュ・アーリが思い切りよく右足を振ったが、シュートはクロスバーに直撃し、2人目のプリア・シャフラバディも枠を外してしまう。一方で、後攻のU-20日本代表は1番キッカーの中島洋太朗が冷静にGKシャコウリの逆を突いて成功。2人目の高岡もきっちりネットを揺らす。このあと、U-20イラン代表が2人連続で成功させると、U-20日本代表3人目の髙橋仁胡のシュートはGKに阻まれるも、4人目佐藤は真ん中に蹴り込んで見せる。U-20イラン代表の最終キッカーもネットを揺らしたが、迎えたU-20日本代表5人目、キャプテンの市原吏音が成功させ、勝敗が決した。

 この結果、U-20日本代表は4大会連続12度目のU-20ワールドカップ出場権を獲得した。準決勝は日本時間で26日(水)の20:30キックオフ予定で、U-20オーストラリア代表と対戦。試合の模様は『DAZN』にて無料独占ライブ配信される。

【スコア】
U-20イラン代表 1-1(PK戦:3-4) U-20日本代表

【得点者】
1-0 5分 レザ・ガンディプール(U-20イラン代表
1-1 30分 小倉幸成(U-20日本代表)

【PR】「ABEMA de DAZN」で
日本代表戦を楽しもう!

ABEMA de DAZN

「ABEMA de DAZN」は、ABEMAでDAZNスタンダードのコンテンツ(※)が視聴できるプラン。 Jリーグ、ラ・リーガ、セリエA、リーグ・アンなどすべてのDAZNスタンダードコンテンツがABEMAで楽しめる。

さらにW杯アジア予選は日本戦全試合を配信。特にアウェイゲームはDAZN独占配信のためお見逃しなく。

月額プランは4,200円(税込)、年間プランなら32,000円(税込)で月あたり2,667円(税込)とお得だ!

※プロ野球、DAZN LINEAR、追加有料コンテンツ(ペイ・パー・ビュー)は対象外。

  1. 「ABEMA de DAZN」の年間プランなら月あたり2,667円(税込)でお得!
  2. W杯アジア予選、Jリーグ、ラ・リーガ、セリエAなどコンテンツが盛りだくさん!
  3. コメントしながらのライブ観戦追っかけ再生見逃し配信など楽しみ方も充実!

【PR】アウェイはDAZN独占配信!
アジア予選観るならお得なDMM×DAZNホーダイ!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZNスタンダードをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZNスタンダード月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

W杯アジア最終予選の日本代表戦は全試合配信。アウェイ戦はDAZN独占配信のため、本サービスを契約して日本の勇姿を見届けよう!

  1. 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!
  2. W杯アジア最終予選Jリーグをはじめとする様々なスポーツ、アニメ・エンタメが見放題!
  3. 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

RANKINGアジアのニュースアクセスランキング

SOCCERKING VIDEO