日本代表は20日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第7節でバーレーン代表に2−0で勝利し、8大会連続のワールドカップ(W杯)出場を決めた。
試合後、自身2度目となるW杯出場を決めた瞬間を振り返った森保監督は「正直、両大会とも嬉しさが爆発するよりもホッとしているという心境が強い」とコメント。嬉しさがあることも認めつつ、「自分が監督をしている時にW杯出場を途切らせてはいけないという思いがある」との胸中を吐露し、胸を撫で下ろしたが、選手たちのボルテージは上がる一方のようだ。
森保監督は「W杯出場を決めて喜んでいますけど、次に向けてのギラギラ感がすごい」と笑みを見せつつ、「次の試合に向けてどういうメンバー編成で臨もうかと頭が切り替わっている状況です」と続け、嬉しい悩みを抱えていることを明かした。
今予選のターニングポイントを問われると、指揮官は「最終予選の第2戦をバーレーンで戦ったとき」と述べ、予選の1試合目で中国戦に大勝した中で迎えたバーレーンでのアウェイゲームをピックアップ。その理由については、「今日のように最初はペースを握れずに攻め込まれるところもあった中で、体を張ってゴールを割らせなかった」と振り返り、その戦い方がその後の指針の一つになったとして、「そのバーレーンが思い出される」と語った。
また、アジアカップで辛酸を舐める結果に終わった中で、アジアで強さを見せつけて圧倒的な結果を残した点についても森保監督が言及。理由は2つあると述べ、その1つに「アジアカップで優勝を目指しながらベスト8で終わった悔しい思い」を挙げ、その悔しさによって「より準備のところで変わったり、戦う部分での意識の変化があったのかなと思う」と主張。
そして、もう1つの要因については「純粋にW杯で優勝するということを目標とした中で、今どうしなければいけないのかというのを考え、勝利と成長のために戦ってくれているところ」と指摘。悔しさと、より成長したいと願う思いが、今予選の結果に現れたのではないかとの見解を示した。
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By サッカーキング編集部
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