WEリーグとSOMPOホールディングスがタイトルパートナー契約を締結
WEリーグは11日、SOMPOホールディングス株式会社と、2024-25シーズンから2025-26シーズンまでの2シーズンにおいて、「WEリーグタイトルパートナー契約」を締結することを発表した。これに伴い、SOMPOホールディングス株式会社は、WEリーグタイトルパートナーとなり、WEリーグは「SOMPO WEリーグ」として開催される。
WEリーグは今回のタイトルパートナー契約締結の経緯について以下のように説明している。
「SOMPOグループは、『“安心・安全・健康”であふれる未来へ』をパーパスに掲げ、個人も企業もいつどんな時でも、ありたい姿に向かって歩んでいける、豊かで笑顔あふれる未来の実現を目指しています。そのために、多様な事業を通じ、『安心・安全・健康』に資するサービスをお客さまに持続的に提供しながら、社会における様々な課題解決を図ることで、社会価値の創出に取り組んでいます」
「また、社会価値創出の源泉として多様な経験と価値観を持つ人材が不可欠であり、さらに事業、国、そして企業間の垣根を越えたつながり合いが必要と考えており、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(多様性・公平性・包摂性、以下「DEI」)を重要な概念と捉えています。WEリーグは、『女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する』という活動理念を掲げ、全国各地での課題解決や社会貢献活動に取り組んでおり、SOMPOグループの目指すべき姿と重なることから、今回の契約締結に至りました」
タイトルパートナー契約締結に際し、SOMPOホールディングス株式会社の奥村幹夫グループCEO取締役代表執行役社長、およびWEリーグの髙田春奈チェアはそれぞれ次のようなコメントを発表している。
◼︎奥村幹夫氏
「この度は、SOMPOグループがWEリーグのタイトルパートナーとして、日本の女子サッカーの発展に向けて支援できることを嬉しく思います。日本では、少子高齢化やテクノロジーの進化など社会のあり方が変化するなかで、多様な事業を通じて社会価値を創出するためには、ジェンダー、障がいの有無、国籍、年齢、職歴など多様な価値観やスキルを有した人材の協働から生まれるイノベーションが不可欠です」
「一方、グループ7万人以上の社員におけるDEOの浸透は道半ばで、さらなる取組みが必要と考えています。
WEリーグは、活動理念を実現していくための行動として、『WE ACTION』を掲げ、選手、クラブ、パートナー企業など関係者がつながり、ジェンダーなど様々な社会課題の解決に取り組んでいます。その活動は、SOMPOグループが『 “安心・安全・健康”であふれる未来へ』というパーパスのもと、全国の拠点
でステークホルダーの皆さまとともに様々な社会課題の解決を図っていく姿勢と重なります」
「ジェンダー・ギャップおよびジェンダー課題の解消に積極的に取組んでいるWEリーグと連携することによって、DEIの推進を図っていくととともに、様々な社会・地域課題の解決に取組み、『“安心・安全・健康”であふれる未来』の共創を目指していきます」
◼︎髙田春奈氏
「今シーズンより、SOMPOグループとタイトルパートナーとしてご一緒できますことを、心より嬉しく思います。SOMPOグループの積み重ねられた長い歴史や幅広い事業、そしてグローバルな存在感は、これから益々発展していく女子サッカーにとってこれ以上ない支えとなり、日本の女子サッカーをリードすべきWEリーグにとって誇れる心強いパートナーです」
「SOMPOグループのパーパスである『“安心・安全・健康”であふれる未来へ』は、WEリーグが目指すべき世界そのものです。このパートナーシップは私たちの理念である『夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会』の実現に向けてさらに大きな一歩を踏み出す原動力となると思います」
「老若男女が笑顔でサッカーを楽しみ、多くの人に安心や健康をお届けできるよう、SOMPOグループの皆さま、そしてクラブ、選手をはじめとするすべてのステークホルダーの皆さまと共に、今シーズンも精進していきます」
タイトルパートナー契約概要
◼︎大会名称
【日本語表記】SOMPO WEリーグ(読み:ソンポ ウィーリーグ)
【英語表記】SOMPO WE LEAGUE
◼︎契約期間
2024年7月1日~2026年6月30日
By サッカーキング編集部
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