終盤からGKを務めたDF三浦弦太(中央)[写真]=大木雄介
28日にヤマザキナビスコカップ予選リーグ第2節が行われ、横浜F・マリノスと清水エスパルスが対戦した。
スコアレスで迎えた後半、横浜FMが59分にDF平岡康裕のオウンゴールで先制する。69分にはCKのチャンスを得ると、ゴール前混戦の中でDFファビオが押し込んで追加点。横浜FMがリードを広げた。
2点を追いかける清水は、85分にピンチが訪れる。右サイドでロングボールに抜けたFWアデミウソンを止めようと、ゴール前に飛び出したGK碓井健平が同選手と衝突。このプレーにレッドカードが出され、一発退場となった。
すでに3枚の交代カードを使い切っていた清水は、DF三浦弦太にゴールマウスを守るように指示。控えGK杉山力裕のユニフォームを着てゴール前に立った三浦は、90分にアデミウソンのシュートをキャッチ。アディショナルタイムにもFW齋藤学のシュートを右足を伸ばして弾き出した。
三浦が気迫のプレーで横浜FMの猛攻に耐えたが、清水は得点を奪うことができずに試合は終了。横浜FMが2-0で勝利を収めた。