2016JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第1戦が31日に行われ、サンフレッチェ広島とガンバ大阪が対戦した。
両者はすでに今季の明治安田生命J1リーグでの対戦を終え、G大阪が2戦2勝と勝ち越している。ホーで第1戦を迎える広島はMF青山敏弘やFWピーター・ウタカらが先発。一方のG大阪は井手口陽介やFWパトリックらがスタメンに名を連ねた。
先制したのは広島。28分、左サイドからのFKを清水航平がゴール前へ蹴り込むと、エリア内左にこぼれたボールに反応した柴崎晃誠がワントラップから右足のシュートでネットを揺らした。
1-0のまま後半へ入ると、G大阪は56分にパトリックを下げて長沢駿を投入。広島は59分にウタカを下げて佐藤寿人をピッチへ送り出す。広島は81分、左サイドから佐藤がクロスを上げると、DFのクリアボールがゴール方向へ飛び、クロスバーを直撃。こぼれ球を青山が狙ったが、シュートはDFに阻まれた。
すると終盤に差し掛かった86分、G大阪はドリブルでエリア内に侵入した呉屋大翔が左足でゴール右にシュートを流し込み、同点に追い付いた。試合はこのまま1-1で終了。G大阪が貴重なアウェーゴールを奪って第1戦を引き分けに持ち込んだ。
第2戦は9月4日にG大阪のホームで行われる。
【得点者】
1-0 28分 柴崎晃誠(広島)
1-1 86分 呉屋大翔(G大阪)
By サッカーキング編集部
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