優勝トロフィーを掲げた柿谷曜一朗 [写真]=Getty Images
「歴史に名を刻みたかった」。柿谷曜一朗はクラブ初栄冠を掲げた主将として、確かにその名をセレッソ大阪の歴史に刻んだ。
川崎フロンターレとの2017JリーグYBCルヴァンカップ決勝を制し、念願のクラブ初タイトルを獲得した。「クラブとして本当に一歩前に進んだと思うから、みんなで喜びたい。俗に言う“これが始まり”」。ただし、「一つ優勝したからといって、何かが変わるわけではない。続けていくことに意味がある」と考えている。伝統の背番号8を受け継いだ男が目指すのは、毎年タイトルを獲得するビッグクラブだ。
「セレッソはそういうチームになっていくべき。来年『あれ? 去年は何やったんや?』となってしまったら意味がない」
J1昇格初年度にタイトルを獲得。さらに明治安田生命J1リーグでもAFCチャンピオンズリーグ出場圏内の3位と躍進を果たしている。順風満帆な2017年。しかしながら、C大阪にとってはまだ序章に過ぎない。
By サッカーキング編集部
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