小林悠(中央)の2得点などで川崎Fが神戸撃破 [写真]=J. LEAGUE
2日、2020JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝の4試合が行われた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、例年と大会方式を変更している今シーズンのルヴァン杯。プライムステージはホーム&アウェイ方式から1発勝負のトーナメント戦へと変更になった。
今季のJ1リーグで首位を独走する川崎フロンターレは、敵地でヴィッセル神戸と対戦。小林悠の2得点や齋藤学のループシュートで前半だけで3点を奪うと、後半開始早々にも家長昭博がネットを揺らして追加点獲得。さらに72分には脇坂泰斗、87分には宮代大聖と途中出場の選手たちも得点を挙げ、6-0の大勝で準決勝に駒を進めた。
ホームに名古屋グランパスを迎えたFC東京は37分、ディエゴ・オリヴェイラのグラウンダークロスから安部柊斗が押し込んで先制に成功。53分には再びD・オリヴェイラの折り返しから安部が流し込んでFC東京がリードを広げる。さらに76分、相手のバックパスをカットしたアダイウトンが独力でペナルティエリアまで運び、相手GKとの1対1も制して3点目を獲得する。試合はこのまま終了し、FC東京がベスト4に進出した。
厚別では、北海道コンサドーレ札幌と横浜F・マリノスが対戦。前半をスコアレスで折り返すと、札幌は53分、アンデルソン・ロペスのシュートが防がれて生まれたこぼれ球に駒井善成が反応して先制に成功する。しかし77分、横浜FMは天野純が決めて試合は振り出しに戻る。1-1のままフルタイムは終了し、PK戦に突入した。4人目まではともに全員成功させたが、5人目で札幌は失敗。横浜FMは5人目の松原健が決めて、準決勝への切符を手に入れた。
敵地でセレッソ大阪と対戦した柏レイソルは40分、江坂任のラストパスを受けた呉屋大翔が、左足を振り抜き豪快な一撃を沈めて先制に成功。1点のリードを持って後半を迎えると、83分と90分に江坂が2点を挙げる。柏は3-0で勝利して、4強入りを果たした。
今日の試合結果は以下の通り。なお、準決勝は10月7日に行われる予定となっている。
■ルヴァンカップ準々決勝
北海道コンサドーレ札幌 1-1 横浜F・マリノス
セレッソ大阪 0-3 柏レイソル
ヴィッセル神戸 0-6 川崎フロンターレ
FC東京 3-0 名古屋グランパス
■準決勝組み合わせ
横浜FM - 柏
川崎 - 東京
By サッカーキング編集部
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