ルヴァン杯の来場者から新型コロナウイルスの陽性反応が見られた [写真]=Getty Images
Jリーグは、今月4日に行われた「2020JリーグYBCルヴァンカップ決勝」の来場者1名が、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性判定を受けたことを報告した。10日、公式サイトで伝えている。
今回の発表によると、国立競技場で行われたルヴァン杯決勝戦・柏レイソル対FC東京の一戦を「カテゴリー2 126ブロック(バックスタンド一層目南側)」で観戦した来場者から、新型コロナウイルスの陽性反応が見られたという。
そしてこれを受けたJリーグは、同じ観戦エリアのチケットを購入した来場者へ、JリーグIDに登録されているメールアドレスにメールで連絡することも報告している。
また、試合当日に感染防止対策を実施していたことや、当該来場者からスタジアム入場時の検温で異常が見られなかったことも報告した。それでも当該来場者は試合観戦ののちに発熱と体調不良を患い、医療機関で陽性判定を受けた模様。その後、同試合での濃厚接触の指定はないことと合わせ、当該来場者からクラブの問合せフォームを通じてJリーグへ連絡が渡ったという。
なお、今回の事案を受け、会場となった国立競技場はすでに消毒作業を完了。そして「Jリーグは引き続き、感染防止対策を徹底のうえ、安心、安全な大会運営に努めてまいります」と声明文を発表している。
By サッカーキング編集部
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