湘南と浦和の一戦はスコアレスに [写真]=J.LEAGUE
2021シーズンのJリーグYBCルヴァンカップが2日に幕を開け、グループC第1節では湘南ベルマーレと浦和レッズが対戦した。
両チームともに27日に行われた明治安田生命J1リーグ開幕戦からは大幅にメンバーを変更。ホームチームの湘南はスターティングメンバー11名を総入れ替えしてこの一戦に臨む。第二種登録の17歳、原直生も先発入りを果たした。一方、浦和も槙野智章を除く10名が今季の公式戦初先発となっている。
最初にチャンスを迎えたのは湘南。7分、ペナルティエリア手前でセカンドボールを拾った三幸秀稔が右足を振り抜くも、シュートは枠を捉えきれなかった。10分には浦和も攻撃へ。田中達也が巧みなドリブルで突破を図り、フィニッシュまで持ち込むも、シュートはGKに防がれた。
19分、敵陣でクリアボールを拾った湘南の池田昌生が鋭い一撃を放つも、シュートは浦和のGK鈴木彩艶がしっかりとセーブ。その後は浦和がボールを保持する時間が徐々に増加するも、決定機を演出することはできず。前半はこのままスコアレスで終了した。
後半に入ると、序盤は湘南がペースを握る。51分に原がペナルティエリア手前から強烈なシュートを放つと、続く56分には茨田陽生のクロスに毛利駿也がフリーで抜け出すも、シュートはうまくミートできない。
反撃に出たい浦和は62分に山中亮輔を、69分に杉本健勇を、80分に汰木康也を投入する。すると、83分には田中が右サイドの突破からクロスを送ると、ペナルティエリア内で汰木がフリーに。しかし、汰木はトラップがずれてしまい、シュートまで持ち込めない。
85分には湘南に決定機が。敵陣中央左寄りのエリアでフリーキックを獲得すると、キッカーを務めた平松昇はファーサイドにボールを供給する。このボールを大野和成が折り返すと、オリベイラが強烈なヘディングシュートで狙う。しかし、再び浦和のGK鈴木がファインセーブを見せた。
後半アディショナルタイムには浦和にもビッグチャンス。抜け出した田中がGKと1対1のチャンスを迎えるも、湘南のGK富居大樹が足に当ててゴールを許さない。
このまま試合は動かずに、スコアレスでタイムアップを迎えた。次節は27日に行われ、湘南は横浜FCと、浦和は柏レイソルと、それぞれホームで対戦する。
【得点者】
なし
By サッカーキング編集部
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