ルヴァン杯PO第1戦でFC東京と湘南が対戦した [写真]=清原茂樹
2021JリーグYBCルヴァンカップのプレーオフステージが各地で行われた。
前回王者FC東京との第1戦をアウェイで迎えた湘南ベルマーレは、D・オリヴェイラを中心としたFC東京の攻撃に苦しめれるもスコアレスで試合を折り返す。迎えた後半、57分に湘南のFWウェリントンが投入されると試合のテンションが一変。すると71分、そのウェリントンがヘディングで先制点を決めると、これが決勝点となった。貴重なアウェイゴールとともに0-1でFC東京を下した湘南が、次ステージへの勝ち上がりに近づいている。
北海道コンサドーレ札幌と横浜F・マリノスの一戦は、26分に札幌のMF青木亮太が豪快なシュートで先制点をゲット。42分にはPKを獲得し追加点のチャンスを迎えるが、MF荒野拓馬のシュートは相手GKに防がれてしまう。すると前半アディショナルタイムに横浜FMのFW仲川輝人がカウンターから同点弾を挙げると、結局後半もこのままスコアは動かず、試合は1-1で幕を閉じた。
ヴィッセル神戸のホームに浦和レッズが乗り込んだ一戦は、開始早々の3分に神戸のFWドウグラスが先制点を挙げる展開に。しかし浦和は前半アディショナルタイムにMF伊藤敦樹のゴールで同点とすると、71分にFW興梠慎三がゴールを決め逆転に成功。リードを奪った浦和が、アウェイで1-2の逆転勝利を収めている。
2日の第1戦では、清水エスパルスのホームで0-1の勝利を挙げた鹿島アントラーズ。同カードは一足先に鹿島のホームで第2戦を迎えた。清水は21分、FWチアゴ・サンタナの先制点で2戦合計スコアを早速タイに戻す。しかし鹿島は前半終了間際にMFファン・アラーノがゴールを決めると、71分にはFWエヴェラウドが逆転弾をゲット。その後は危なげなく試合終了のホイッスルを迎えた鹿島が、ノックアウトステージ進出を決めている。
プレーオフステージの結果と今後の予定は以下の通り。
▼第1戦
清水エスパルス 0-1 鹿島アントラーズ
FC東京 0-1 湘南ベルマーレ
北海道コンサドーレ札幌 1-1 横浜F・マリノス
ヴィッセル神戸 1-2 浦和レッズ
▼第2戦
鹿島 2-1 清水
■第2戦対戦予定
▼6月13日(日)
17:00 横浜FM vs 札幌
17:00 湘南 vs FC東京
18:00 浦和 vs 神戸
By サッカーキング編集部
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