横浜FMを下した札幌 [写真]=宮地輝
2021JリーグYBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第2戦の3試合が13日に行われた。
アンジェ・ポステコグルー監督がセルティックの新指揮官就任に伴い退団した横浜F・マリノスは、松永英機暫定監督の初陣で北海道コンサドーレ札幌と対戦。7分にオウンゴールで先制した札幌は、後半立ち上がりの51分に菅大輝がリードを広げる。横浜FMは61分に水沼宏太が1点を返したものの、札幌は87分に柳貴博がダメ押しの追加点を決める。札幌は合計スコア4-2でプライムステージ進出を決めた。
湘南ベルマーレとの第1戦を0-1で落としたFC東京は、11分にセットプレーの流れからレアンドロが先制点を挙げて振り出しに戻すと、35分にはディエゴ・オリヴェイラ、41分にはアダイウトンがネットを揺らしてリードを広げる。湘南は44分に中村駿が1点を返したものの、FC東京は後半終了間際にアダイウトンが湘南を突き放す4点目。FC東京が逆転で突破を決めた。
ヴィッセル神戸との第1戦を2-1で制した浦和レッズは、16分にキャスパー・ユンカーのお膳立てから小泉佳穂が流し込んで先制するが、22分にドウグラスにヘディングシュートを決められて追いつかれる。すると前半終了間際、宇賀神友弥のロングボールに抜け出したユンカーが見事なループシュートを決めて、浦和が再びリードする。神戸は77分、ペナルティエリア手前で獲得したフリーキックをアンドレス・イニエスタが直接決めて追いつく。しかし、イニエスタの今季初得点も実らず、浦和が逃げ切りに成功。合計スコア4-3でプライムステージに進出した。
プレーオフステージ第2戦の試合結果とプライムステージ進出クラブは以下の通り。
■ルヴァンカップ・プレーオフステージ第2戦
▼6月6日
鹿島アントラーズ 2-1(2戦合計:3-1) 清水エスパルス
▼6月13日
横浜F・マリノス 1-3(2戦合計:2-4) 北海道コンサドーレ札幌
湘南ベルマーレ 1-4(2戦合計:2-4) FC東京
浦和レッズ 2-2(2戦合計:4-3) ヴィッセル神戸
■プライムステージ進出クラブ
川崎フロンターレ
ガンバ大阪
名古屋グランパス
セレッソ大阪
北海道コンサドーレ札幌
鹿島アントラーズ
浦和レッズ
FC東京
By サッカーキング編集部
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