ルヴァン杯MVPに選出された稲垣 [写真]=Getty Images
名古屋グランパスMF稲垣祥が『2021JリーグYBCルヴァンカップ』MVPに選出された。
30日、同大会決勝でセレッソ大阪と対戦した名古屋は、2-0で勝利し大会初優勝。稲垣は同試合にフル出場し、79分には勝利を決定づけるチームの2点目を記録した。
今月17日のACL準々決勝での同大会敗退(●:3-0)を乗り越えてタイトルを手にした稲垣は「自分たちはここ2週間、絶望のような時間を過ごしてきて、だけど苦しい中で全員が戦い抜いて、そしてファミリー(サポーター)の皆さんも最後まで熱い応援いただいて、本当に力になりました」とコメント。
そして、C大阪に対して1点リードの状況で決めた豪快なボレーシュートについては「チーム全員で耐え抜いて、自分たちらしいゲーム運びができていたので、それがあのゴールに全部乗り移ったと思います。みんなに感謝したいです」と語った。
27日の天皇杯準々決勝でもC大阪と対戦していた名古屋は、その3日前の一戦を0-3で落としていた。中2日で再戦を迎えた相手チームの印象について問われた稲垣は「天皇杯でやった時からチームとしてまとまってて自分たちは苦戦させれましたし、そういった中でも自分たちは崩れることなく、あの敗戦からリバウンドメンタリティをここで発揮することができて、本当に最高です」と語り、ルヴァン杯の優勝を噛み締めた。
By サッカーキング編集部
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