浦和とC大阪が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
JリーグYBCルヴァンカップ・プライムステージ準決勝第2戦が25日に行われ、浦和レッズとセレッソ大阪が対戦した。
21日に行われた第1戦ではC大阪が開始早々に先制したものの、浦和がアウェイゴールを獲得して追いつき、1-1のドローで決着。同試合からはともに先発を1人変更して第2戦に臨んだ。
浦和が慎重に試合を進めるなか、先制したのはC大阪だった。23分、スルーパスに抜け出した毎熊晟矢がペナルティエリア右から折り返すと、これが相手DFのオウンゴールを誘い、C大阪が合計スコアでリードする。
30分、C大阪がリードを広げる。左サイドの深い位置から為田大貴がグラウンダークロスを送ると、ボックス中央に入り込んだ奥埜博亮が受け取り、冷静に相手GKとの一対一を制した。C大阪は前半、浦和にシュートを打たせず、2点リードで折り返す。
浦和は後半立ち上がりに最初のシュートを記録。ハーフタイムから投入された馬渡和彰が強烈なミドルシュートを放ったが、相手GKキム・ジンヒョンに阻まれた。
すると51分、C大阪が決勝進出に大きく近づく3点目を獲得。山中亮輔が敵陣中央から柔らかい浮き球をゴール前に供給し、加藤陸次樹が頭で合わせて押し込んだ。
窮地に立たされた浦和は67分に江坂任とキャスパー・ユンカーを投入。69分、小泉佳穂の横パスを受けたユンカーがトラップから鋭いボレーシュートを放つが、わずかに枠を外れる。
試合終盤、C大阪がダメ押しの4点目を獲得する。北野颯太がハーフウェーライン付近で相手からボールを奪い、素早く縦につける。抜け出したジェアン・パトリッキが相手GKとの一対一を制してネットを揺らした。
試合はこのまま終了し、C大阪が2戦合計スコア4-1で勝利。5年ぶりの優勝を目指すC大阪は2年連続の決勝進出となった。決勝戦は10月22日に国立競技場で行われ、C大阪はサンフレッチェ広島と対戦する。
【スコア】
浦和レッズ 0-4(合計スコア1-5) セレッソ大阪
【得点者】
0-1 23分 オウンゴール(C大阪)
0-2 30分 奥埜博亮(C大阪)
0-3 51分 加藤陸次樹(C大阪)
0-4 80分 ジェアン・パトリッキ(C大阪)
【スターティングメンバー】
浦和(4-2-3-1)
西川周作;関根貴大(67分 江坂任)、岩波拓也、アレクサンダー・ショルツ、明本考浩;伊藤敦樹、岩尾憲;松崎快(HT 馬渡和彰)、小泉佳穂(83分 柴戸海)、大久保智明(67分 キャスパー・ユンカー);松尾佑介
C大阪(4-4-2)
キム・ジンヒョン;松田陸、マテイ・ヨニッチ、鳥海晃司、山中亮輔;毎熊晟矢(83分 ブルーノ・メンデス)、奥埜博亮(83分 中原輝)、鈴木徳真、為田大貴(76分 ジェアン・パトリッキ);上門知樹(67分 清武弘嗣)、加藤陸次樹(67分 北野颯太)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト