長崎と新潟が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
2024JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフラウンド第2戦が9日に行われ、V・ファーレン長崎とアルビレックス新潟が対戦した。
第1戦を1-2で落とした長崎は、積極的な立ち上がりを見せ、11分に決定機を生み出す。ペナルティエリア手前からマテウス・ジェズスが左足を振ったものの、ゴール右下を狙ったシュートはポストに嫌われた。長崎はその後も何度か決定機を作り出したが、新潟のゴールをこじ開けることができず、スコアレスで折り返した。
雨の勢いが増した後半開始早々にも長崎が立て続けにゴールへ迫るが、至近距離で放った笠柳翼のシュートがブロックされるなど、相変わらずゴールが遠い。一方、長崎を突き放す1点がほしい新潟は69分、谷口海斗が強烈なシュートを放ったものの、相手GK原田岳の好セーブに阻まれた。
71分、長崎がついに新潟のゴールをこじ開けた。ペナルティエリア右から加藤大が高速クロスを供給し、ゴール前のエジガル・ジュニオが相手に寄せられながらも合わせて押し込んだ。
さらに77分、長崎が鋭いカウンターで新潟を脅かす。増山朝陽、フアンマ・デルガド、M・ジェズス、マルコス・ギリェルメの4人で一気に押し込む。M・ジェズスが放ったシュートが相手GK阿部航斗に防がれると、こぼれ球に反応したM・ギリェルメがゴールネットを揺らしたものの、オフサイドで得点は認められなかった。
長崎が前がかりになるなか、新潟は80分、間延びしたスペースを突いて試合を振り出しに戻す。ペナルティエリア手前から秋山裕紀がピンポイントクロスを供給。ボックス中央の長倉幹樹が頭で合わせて流し込み、2戦合計スコアで勝ち越す。
試合はこのまま終了し、逃げ切った新潟がプライムラウンドに進出した。
【スコア】
V・ファーレン長崎 1-1(2戦合計:2-3) アルビレックス新潟
【得点者】
1-0 71分 エジガル・ジュニオ(長崎)
1-1 80分 長倉幹樹(新潟)
■ルヴァン杯・プレーオフラウンド第2戦
カターレ富山 1-2(2戦合計:2-3) 北海道コンサドーレ札幌
FC町田ゼルビア 2-2(2戦合計:5-3) セレッソ大阪
名古屋グランパス 1-0(2戦合計:2-1) 柏レイソル
V・ファーレン長崎 1-1(2戦合計:2-3) アルビレックス新潟
18:30 サンフレッチェ広島 vs(第1戦:2-1) FC東京
■ルヴァン杯・プライムラウンドの日程
▼準々決勝
第1戦 9月4日(水)
第2戦 9月8日(日)
▼準決勝
第1戦 10月9日(水)
第2戦 10月13日(日)
▼決勝
未定
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト