FC Ants, 大分トリニータ U-12,BUDDY・FC,ロアッソ熊本ジュニアの4チームが本大会に進出
21 日、熊本県熊本市のえがお健康スタジアムにて、FIFA公認の12歳以下の世界一を決める国際サッカー大会「ダノンネーションズカップ」の日本国内大会「ダノンネーションズカップ2018 in JAPAN」の熊本会場予選が行われた。
会場にはゲストとして、大会アンバサダーの前園真聖氏が来場。グループ予選終了後、本大会出場決定戦の抽選会に参加し、本大会出場決定戦の4試合を観戦した。観戦後、表彰式にも参加すると、本大会出場の切符を獲得した4チームに向けて「(4月に開催される)本大会も全国から強いチームが集まりますが、自分たちの良さや、積み重ねてきたことに悔いが残らないよう、全力を出し切って頑張って欲しいと思います!」と子どもたちにエールを送った。
4年ぶりに開催された地方予選ラストとなる熊本会場予選は、2016年の熊本地震の復興支援の意味も含めて実施。今大会は九州のチームを中心に、Jリーグの下部組織チームからは「ロアッソ熊本ジュニア」、「大分トリ―ニータ U-12」など全16チームが出場し、今年4月に東京(駒沢オリンピック公園総合運動場 第二球技場・補助競技場)で実施される本大会の出場権をかけて日本代表を夢見る若きプレーヤーが熱戦を繰り広げた。
本大会はA~Dの4グループにそれぞれ4チームずつ分かれて予選リーグを実施した後、各グループ上位1位、2位の2チームが本大会出場決定戦に進出。本大会出場決定戦に勝利した計4チームが来春東京で行われる本大会の出場権を獲得できる方式で実施された。グループ予選終了後、「FC BIGWAVE vs FC Ants」、「大分トリニータ U-12 vs ブレイズ熊本」、「FC LISOL vs BUDDY・FC」、「ロアッソ熊本ジュニア vs 太陽宮崎 SC」の組み合わせで本大会出場が始まると、第1試合ではグループ予選を勝ちあがった熊本同士の「FC BIGWAVE vs FC Ants」の対決では、序盤から激しい攻防が繰り広げられ、1-0で「FC Ants」が勝利。また、「大分トリニータ U-12 vs ブレイズ熊本」は、「大分トリニータ U-12」が2-1の接戦の末、本大会への切符を獲得した。第2試合の「FC LISOL vs BUDDY・FC」は、両チーム主導権を握るべく激しいコンタクトが続く中、1点を「BUDDY・FC」がもぎ取り、そのまま逃げ切って本大会出場を決めた。「ロアッソ熊本ジュニア vs 太陽宮崎 SC」はホームグラウンドである「ロアッソ熊本ジュニア」が2-0で「太陽宮 SC」を突き放した。
本大会出場決定戦の詳細は以下のとおり。
《本大会出場決定戦 結果》
FC BIGWAVE 0-1 FC Ants
大分トリニータ U-12 2-1 ブレイズ熊本
FC LISOL 0-1 BUDDY・FC
ロアッソ熊本ジュニア 2-0 太陽宮崎 SC
《選手コメント》
■古閑大翔選手(FC Ants)
「今までやってきたことをしっかりやれたので勝てたと思います。本大会では、まずは一勝をつかみ取れるよう頑張ります!」
■後藤雅人選手(大分トリニータ U-12)
「グループリーグから厳しい戦いが続きました。何とか勝ち切れて良かったです。本大会は、世界に絶対にいくという気持ちで臨みたいと思います!」
■町田裕紀選手(BUDDY・FC)
「本大会も世界大会も全勝して世界一になりたいです!いつも笑っている明るいチームメイトと一緒に頑張ります!」
■岩永大輝選手(ロアッソ熊本ジュニア)
「ミスを減らさないと世界には届かないと思うので、全ての技術を高めてミスを減らしていけるように、1 日1 日を大事にしっかり練習して臨みたいと思います」
《本大会出場チーム一覧》
■大阪会場予選代表
セレッソ大阪 U-12(大阪府)
大阪市ジュネッスフットボールクラブ(大阪府)
西宮サッカースクール(兵庫県)
千里ひじりSC(大阪府)
■群馬会場予選代表
ヴァンフォーレ甲府 U-12(山梨県)
栃木SC ジュニア(栃木県)
江南南サッカー少年団(埼玉県)
FC パーシモン(神奈川県)
■埼玉会場予選代表
横浜F・マリノスプライマリー(神奈川県)
Wings U-12(千葉県)
バディーSC(神奈川県)
FC 多摩ジュニア(東京都)
■熊本会場予選代表
FC Ants(熊本県)
大分トリニータ U-12(大分県)
BUDDY・FC(福岡県)
ロアッソ熊本ジュニア(熊本県)
「ダノンネーションズカップ 2018 in JAPAN」では今後、4月に行われる日本大会にて勝ち抜いた各4チームが本大会へ出場するほか、昨年のベスト8まで勝ち抜いた8チーム、また今年度の予選大会に参加できなかったチームを抽選で8チームを選出し、計32チームが日本代表の座をかけて本大会に出場する。
By サッカーキング編集部
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