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元蘭代表FWベルカンプ、創造性はゲームで培う? 飛行機嫌いの理由も明かす

2015.06.08

アーセナル時代、アンリ(左)とともにテレビゲームに興じるベルカンプ(右) [写真]=Getty Images

 アーセナルやオランダ代表などで活躍し、現在は古巣のアヤックスでアシスタントコーチを務めているデニス・ベルカンプ氏が、現在発売中の『サッカーゲームキングVol.41 2015年7月号』内のインタビューで意外な一面を見せている。

 プレイヤーとして、想像力豊かで高い技術力を発揮しての得点力を見せてきたベルカンプ氏だが、「若い選手のように頻度は高くないけど、戦術理解の一環として時々ゲームをするんだ。現役時代もよくチームメートと遊んでいたよ。今のゲームはグラフィックがリアルだから、実際の試合をイメージしやすい。『プロ・エヴォリューション・サッカー』(ウイニングイレブンの欧米版)をよくやるよ」と、テレビゲーム好きを明かすとともに、実際のプレーにも活かしていると話した。

 ゲームの上手かった選手を聞かれると、「昔はパトリック・クライフェルトが強かった。彼はとにかく負けるのが大嫌いだから、対戦モードで不利な状況になろうものなら大騒ぎさ。マルク(オーフェルマルス)も強い。私はどうかって? それは内緒だ(笑)」と、盟友の思い出を語っている。

 また、ベルカンプ氏は現役時代から飛行機嫌いとしても有名だが、「飛行機での遠征となると、3日前から不安を覚えてしまうんだ。試合中も『これが終わったら飛行機で帰らなければいけないのか……』と不安に襲われ、サッカーを楽しむどころではなくなってしまう。それである日、飛行機恐怖症を克服するセラピーを時間をかけて受けるか、それとも飛行機の利用そのものを諦めるかの二者択一だから、後者を選択したんだ。アーセナル時代はイングランドが狭かったこともあって飛行機で移動することはほとんどなかった。ただし、チームが飛行機移動をしなければならない時は、特別に私だけ陸路移動できる許可をもらっていたんだ」と、当時を振り返り、苦悩の日々があったことを明かしてくれた。

 本誌内では、現在の取り組みや過去のキャリア、さらには自身が選ぶベストイレブンなどを話している。

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