ともにプレーしたトーレス(左)とジェラード(右) [写真]=Getty Images
リヴァプールに所属する元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードが、12日に発売された『ワールドサッカーキング2015年6月号 リヴァプール 英雄と歩んだ17年』内のインタビューにて、これまでプレーしたチームメートとマージーサイド・ダービーについて語った。
今シーズン限りで17年間過ごしたリヴァプールを退団することになったジェラード。これまで様々な名選手とともにプレーしてきたが、ベストプレーヤーを挙げてもらったところ、「たくさんいるよ。今のチームにも何人か偉大な選手がいるしね」と前置きしつつ、「でもあえて名前を挙げるとしたら、ルイス・スアレス、フェルナンド・トーレス、そしてジェイミー・キャラガーだろうな」とコメント。バルセロナに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスとアトレティコ・マドリードのFWフェルナンド・トーレスという2つの時代を彩ったエースと、15年間ともに戦った盟友ジェイミー・キャラガー氏を挙げた。
また、自身がトップチームに昇格した頃の名選手についても触れ「僕がトップチームに昇格した頃にも素晴らしい選手はたくさんいた。ジェイミー・レドナップやロビー・ファウラーがね」と述べている。
幾度となく熱戦を繰り広げてきたエヴァートンとの“マージーサイド・ダービー”については「ダービーは特別な一戦なんだ。僕はシーズンの日程が発表されると、いつも真っ先にエヴァートン戦をチェックしていた。僕の友人や親類にも熱狂的なブルーズ(エヴァートン・ファン)はいる。ダービーマッチはこの町の覇権争いなのさ」と、特別な試合だと主張。
数々のダービーの中から、印象に残っている試合を挙げてもらうと「すぐに思い出すのはハットトリックを決めた2012年の試合かな。エヴァートンのファンからいろいろと揶揄されてきたから、個人的にはあの試合が一番痛快だった」と、宿敵相手にハットトリックを達成した当時を振り返った。
12日に発売された『ワールドサッカーキング2015年6月号 リヴァプール 英雄と歩んだ17年』では、最もお気に入りのゴールや憧れていた選手、さらに来シーズンからプレーするLAギャラクシーについても語っている。