“デシマ”引き寄せた3点目のマルセロ「諦めた瞬間など全くない」

　24日に行われたチャンピオンズリーグ決勝で、レアル・マドリードはアトレティコ・マドリードと対戦した。同試合は90分で1－1と、決着がつかなかったが、延長戦に突入するとレアルが3得点を追加し4－1で勝利。10度目の欧州制覇“ラ・デジマ”を達成した。

　この試合で優勝を引き寄せる3点目を挙げた、レアル所属のブラジル代表DFマルセロが試合後コメントしている。クラブ公式HPが伝えている。

「僕たちは全力を出し切った。だからファンはお祝いできる。同点に追いつくまで全選手がとてつもない努力をした。ピッチ上の選手たち、ベンチやスタンドにいる選手たちのハードワークも素晴らしかった。“デシマ”の獲得を諦めた瞬間など全くなかったよ」

「ファンの顔を想像できる。とても満足できる結果だったし、そのために僕らはここへ来たんだ」

「僕らは全力で戦い、やっとお祝いができる。僕らの嬉しさを表現できないよ。アンチェロッティは偉大な監督だ。彼は僕らに敬意を払い、自信をもたらしてくれる。彼はこのタイトル獲得に値するよ」

　マルセロは今シーズン、リーガ・エスパニョーラで28試合に出場し1ゴール、チャンピオンズリーグで7試合に出場し1ゴール挙げている。またブラジル・ワールドカップに臨むブラジル代表メンバーにも選出されている。