27日にチャンピオンズリーグ・プレーオフのセカンドレグで、スウェーデンのマルメとオーストリアのレッドブル・ザルツブルグが対戦する。マルメのホームで行われるセカンドレグで、同クラブは対戦相手のスポンサー、レッドブルをスタジアムで販売することを禁止すると、スウェーデンメディア『SYDSVENSKAN』が報じた。
この決定に対してマルメのイベントマネージャーがインタビューに答えており、「金曜日(8日)に行われた対戦カードの抽選の直後、スタジアムでレッドブルを売ることをやめるべきとの強いプレッシャーを受けた」と明言。「スタジアムのセールスチームと話をした。私たちが、『特定の試合で、商品を宣伝するようなことはしたくない』と主張たよ。良い議論を持てたと思う」と続けて、相手チームのスポンサーの商品を宣伝することになることを考慮しての決断と語っている。
また、お金が絡んでいるのかと問われると、「いいや、全く違う。レッドブルをマーケティングしているわけではないから大丈夫だが、UEFA(欧州サッカー連盟)ではプレーオフの試合において、厳しい広告のルールがある。例えば、レッドブル・ザルツブルグをザルツブルグとだけ呼んだりね」とUEFAのルールに従うために行うだと主張してした。
最後に、もし同試合で選手たちがエナジードリンクを必要としたらどうするかと問われると、「何か違うエナジードリンクを飲むと思う」とコメントしている。
チャンピオンズリーグ本戦出場を懸けたプレーオフは、19日と20日にファーストレグが行われ、26日と27日にセカンドレグが行われる。