CLのトロフォー”ビッグイヤー“とともに映るシャビ・アロンソ [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンに所属する元スペイン代表MFシャビ・アロンソが、イギリス紙『デイリーメール』でチャンピオンズリーグ(CL)におけるドリームチームを発表した。
シャビ・アロンソは、所属していたチームや対戦経験のあるチームから11名を選出。その中で、すでに現役を引退した選手からも3名を選んでいる。
守護神はバイエルンに所属するドイツ代表GKマヌエル・ノイアーを選出し、「今まで素晴らしいGKとプレーしてきたが、彼がベストだ」とコメントした。
右SBには、同じくバイエルンの元ドイツ代表DFフィリップ・ラームを選び、「彼はここ10年のDFトップ5に入るのは確実だ」と称賛。一方の左SBも、バイエルン所属のオーストリア代表DFダヴィド・アラバを選び、「好守ともに素晴らしく、おそらく最も完成されたSB。バイエルンにきて最も驚いたのはノイアーとアラバだ」と語っている。
CBのコンビは、スペイン代表でもプレーしたレアル・マドリード所属のDFセルヒオ・ラモスと元バルセロナDFのカルラス・プジョル氏を選出。S・ラモスは「MFの選手として、彼が後ろにいると心地よくプレーできる」とし、プジョル氏については「とても信頼のおけるDF」と説明している。
中盤には、同じくスペイン代表で一緒だったバルセロナ所属のMFシャビを選出し「とても賢い選手。スペイン代表の成功は彼が常に中盤の中央にいたからだ」とコメント。古巣のリヴァプールから元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードを選び、「親友で僕の人生に多大なる影響を及ぼした。彼の能力が素晴らしいのは間違いないが、彼の振る舞い、リーダーシップ、価値観、キャプテンシーはそれ以上のものがある」と称賛のコメントをした。
さらに、現役を引退している選手から、ユヴェントスやレアル・マドリードで活躍した元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏とマンチェスター・U一筋の元イングランド代表MFポール・スコールズ氏を選んでいる。ジダン氏については、「彼のピーク時は他の選手とレベルが違っていた。最も難しいプレーを簡単だと思わせていた」と説明。スコールズ氏については「彼は物静かで注目を集めたくなかったのだろう。そのためイングランドでは正しい評価を受けていなかったが、スペインでは選手やジャーナリストからとても尊敬されている」と語っている。
そして、2トップの1人に古巣のレアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを選出し「これまで素晴らしい選手たちとプレーする特権があったが、その中でも彼が最高の選手だ」とコメント。その相方には、「C・ロナウドとメッシの様な選手が同じ時代に共存するのはレアなこと。彼らの能力は他の選手と別レベルだ」として、バルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが選ばれた。
■シャビ・アロンソが選ぶCLドリームチーム(カッコ内は現所属、もしくは最終所属クラブ)
▼DF
フィリップ・ラーム(バイエルン)
セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)
カルラス・プジョル(バルセロナ)
ダヴィド・アラバ(バイエルン)
▼MF
シャビ(バルセロナ)
スティーヴン・ジェラード(リヴァプール)
ポール・スコールズ(マンチェスター・U)
ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリード)
▼FW
リオネル・メッシ(バルセロナ)
クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)