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レアルのベイルを左サイドバックで起用? マルセロの代役としてサポーターの大半が希望

2015.04.17

ベイルとC・ロナウドの超強力左サイドアタックが実現なるか?  [写真]=Getty Images

 アトレティコ・マドリードとのダービーとなったチャンピオンズリーグ準々決勝で、14日に敵地ビセンテ・カルデロンで行われた1stレグをスコアレスドローで終えたレアル・マドリード。22日に本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われる2ndレグでの最大の懸案事項は、ブラジル代表DFマルセロが出場停止となる左サイドバックだろう。

 その最も自然な形は、ポルトガル代表DFファビオ・コエントランが代役を務めるというものであり、レアルはこれまでもその方法を採用してきた。だが、レアルのサポーターはより攻撃的な手段となる奥の手に期待しているという。

 レアル寄りのスペイン紙『Marca』が、「貴方なら、アトレティコとの2ndレグで左サイドバックに誰を起用するか?」とのアンケートを公式サイト上で行ったところ、サポーターの心情がよく表れた興味深い結果が出たことが明らかになった。

 1万以上の回答が得られた同アンケート、マルセロの代役として最も多く指名されたのはコエントランではなくウェールズ代表MFガレス・ベイルで、全体の半数である50.1%の支持を得た。これに対し、本来ならば本命となるべきコエントランは、37.3%の支持に止まった。また、大きく離された3番手にはスペイン人DFナチョ・フェルナンデスが6.5%で入った一方、左右両サイドでプレーできる元スペイン代表DFアルバロ・アルベロアは最下位の6.0%に終わり、サポーターからの人気と信頼の低さが改めて浮き彫りとなった。

 レアルは現在、中盤から前線にかけての6つのポジションを7選手が争っているものの、スペイン代表MFイスコが先発を外れるケースが殆どとなっている。だが、サポーターの多くは、カルロ・アンチェロッティ監督が固持しているBBCトリオによる3トップを解体し、ベイルをベンチスタートにしてイスコをスタメン起用することを望んでいる。

 その一方で、爆発的なスピードやシュート力を持つベイルを使わないのは宝の持ち腐れとなることも、レアルのサポーターは認識している。それゆえ、マルセロが不在となるアトレティコとの2ndレグで、デビューから数年間は左サイドバックでプレーしていたベイルを代役として起用し、超攻撃的布陣を試すという思惑があるようだ。

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