22日、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝セカンドレグが行われ、レアル・マドリードはアトレティコ・マドリードに1-0で勝利を収め、5シーズン連続でベスト4進出を決めた。
負傷者が続出した影響もあり、カルロ・アンチェロッティ監督はメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスを先発起用。延長突入が現実味を帯びてきた88分に、エルナンデスが決勝ゴールを決め、見事監督の期待に応えた。
UEFA(欧州サッカー連盟)公式サイト『UEFA.com』によると、エルナンデスがCLでゴールを決めたのは実に895日ぶりだが、試合後にエルナンデスは「このゴールはチーム全員のもの」とコメントを残した。クラブ公式HPが伝えている。
「僕のキャリアで決めたゴールの一つ一つが重要で、自信に繋がる。このゴールはチーム全員のもの。クリスティアーノ・ロナウドの素晴らしいアシストがあったし、全員が走り、戦っていた」
レアル・マドリードは、今シーズン8度目の“マドリード・ダービー”でようやく勝利を手にした。エルナンデスは「やっと勝ったよ」と安堵の表情を見せ、「この勝利はチーム全員、そしてサポーター、家族、そして僕のことを信じてくれたみんなのものだ」と素直に勝利を喜んだ。