チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝ファーストレグが6日に行われ、バルセロナはバイエルンと対戦し3-0で勝利した。試合後、この日チームの3点目を決めたブラジル代表FWネイマールのコメントを、クラブ公式サイトが伝えている。
ネイマールは2点リードで迎えた後半のアディショナルタイム、カウンターから抜け出すとドイツ代表GKマヌエル・ノイアーとの1対1を制して大きな追加点を決め、3-0の勝利に貢献した。
同選手は試合後、「僕らに大きなメリットのある結果だ」と大勝に満足感を見せつつ、「まだ決まったわけではない。謙虚に、冷静にならないといけない。あと90分残っているんだ」と、敵地で行われるセカンドレグに向け、気を引き締めた。
この日のバルセロナは、珍しくボールポゼッションで劣勢に立たされ、決定機を迎えても守護神ノイアーに阻まれるなど、終盤までゴールを奪えずにいた。しかし、そんなチームを救ったのはやはりアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだった。
ネイマールは見事な2ゴールを決めたメッシについて、「彼は最高だし、僕はいつも隣で学んでいる。彼を超えることは不可能だ」と、チームのエースを絶賛している。
最後に同選手は「お互いにサッカーをすることを知っているチーム同士だから、素晴らしい試合になった」と、アウェーでも守備的な戦術を採らなかったバイエルンにも賛辞を送った。
セカンドレグは、12日にバイエルンのホームであるアリアンツ・アレーナで行われる。