6日に行われたチャンピオンズリーグ決勝でバルセロナがユヴェントスを3-1で下し優勝を果たしている。
この試合で、バルセロナのクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチが開始4分に決めた先制点は、チャンピオンズリーグ決勝の歴史において史上4番目に速く決まった得点となった。元ミランのパオロ・マルディーニ、元レアル・マドリードのエンリケ・マテオが1分に、そして元バレンシアのガイスカ・メンディアタが3分に決めており、ラキティッチのゴールはそれに続く早い時間帯での得点となっている。
またこのゴールは、16本のパスから生まれている。16本のパスはフィールド上の9人選手で交換された。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールの3トップばかりがクローズアップされるが、パスを回し、崩すというバルセロナのスタイルが健在だということをこの先制点が実証していた。
試合後、先制点を挙げたラキティッチのコメントをスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
「素晴らしいゲームだった。ユヴェントスにも祝福したい。先制点は僕の人生で最も重要なゴールかもしれない。苦しんだのは、決勝では普通のことだ。同点にした後にユヴェントスはもっと高いリズムでプレーしていた。ただ、バルセロナが勝利に値したよ」
「これが止まらないで欲しい。なぜなら来シーズンは勝つためにもっと多くのことがあり、そして僕たちは全て勝ち取りたいと思っている」