6日に行われたチャンピオンズリーグ決勝のバルセロナ対ユヴェントス戦で、偽造チケットが出回っていたことが明らかになった。8日付のイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
偽造チケットは5000枚確認された。ナポリのマフィアが製造したもので、本来埋め込まれているはずのホログラムが、上から貼り付けられていただけだったという。
これにより被害を受けたのは、1000人のVIPチケット保持者たち。5000ドル(約62万5000円)もの大金を払ったにも関わらず入場が規制され、90分以上炎天下に晒されることとなっていた。
チケット問題以上に当日運営の問題を取り上げた同紙は、2016-17シーズン決勝の会場に立候補しているウェールズのミレニアム・スタジアムではより良い仕事ができるだろうと、主張している。