CL決勝が行なわれたドイツ・ベルリンのオリンピアシュタディオン [写真]=Getty Images
アイルランド人の大学生アンラオイ・ルーニーさんが、6日にドイツのベルリンにあるオリンピアシュタディオンで行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦、バルセロナ対ユヴェントスの試合(3-1でバルセロナが優勝)で会場設営の作業員に扮して無料観戦していたことが明らかとなった。8日のイギリス紙『デイリーミラー』などが報じた。
アイルランドのダブリン・シティ大学に通うルーニーさんは、夏休みを利用し友人のマクラフさんと欧州旅行に出ており、ドイツのベルリンを訪問中だった。ルーニーさんは友人とともにCLのロゴの入った偽造身分証を作成し、運よく自分のみ入場することに成功。着用していた作業員用の反射チョッキが友人との明暗を分けたとみられる。
CL決勝戦のチケットは4つのカテゴリーに分けられ、チケットの正規販売価格は70~390ユーロ(約9900~55000円)に設定されていたが、ルーニーさんは身分証偽造という不法行為でバルセロナ3冠達成の瞬間を目にしたようだ。