中村憲剛がバルセロナの魅力について語った[写真]=Getty Images
11日深夜に日本テレビで放送する『UEFAチャンピオンズリーグハイライト』に川崎フロンターレの中村憲剛が出演。番組放送前に動画サイト『日テレ無料』で配信限定のインタビュー映像が公開され、日本屈指の司令塔が大会優勝候補筆頭のバルセロナの魅力について熱く語った。
UEFAチャンピオンズリーグを見るようになったのは「1992年のチャンピオンズカップ決勝、バルセロナ対サンプドリア」と観戦歴が20年以上であることを明かし「(ジョゼップ・)グアルディオラが好きだったので、それがきっかけ」と世界最高峰の大会との出会いを話した。バルセロナの魅力は「攻撃的なサッカー。常に主導権を握って、相手の守備を壊す作業をどの年代でもやってきた。監督や選手が代わり続ける中で、それを継続することは簡単じゃない」と感嘆の声を上げた。
リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールで構成された最強3トップについては「この3人がフィットして、気持ちいい連係ができるとは……」と率直な意見を述べ「特にスアレスは。ゴールを決める能力はもともと高かったですけど、メッシとネイマールを両脇に置きながら、おとりにもなれるし、パスも出させる。中央で相手DFと駆け引きすることでメッシとネイマールがより自由に動けている」と解説した。
もし、バルセロナと対戦するとしたらの質問には「覚悟を決めて90分守り続けるか、相手のエンジンがかかる前に点を決めてあとは必死に守るか。バルセロナ相手にボールを持ち続けることは、ほぼ不可能。ポゼッションも、カウンターもできるんでね」と話した。
12月、クラブワールドカップに参加するためにバルセロナが来日。「日本でバルセロナが見れることは、日本のサッカーに関わるすべての人たちに大きな刺激が与えられるはず。全てのプレーを真似することはできないけど、ヒントになることはいくつかあると思う。世界トップを生で見る機会は、なかなかないんで楽しみです」
UEFAチャンピオンズリーグハイライトは、12月11日(金)26:45から日本テレビ(関東ローカル)で放送する。
By サッカーキング編集部
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