追加点を決めたチェルシーMFウィリアン [写真]＝Getty Images
チャンピオンズリーグ（CL）・グループステージ第6節が9日に行われ、グループGではチェルシーとポルトが対戦した。
混戦のグループGは3チームに決勝トーナメント進出の可能性があり、最終節では勝点10で並ぶ両チームが対戦する。この試合の勝者がグループGを首位で突破し、チェルシーは引き分けでも2位通過が決まる。一方、ポルトは引き分けると、同時刻に試合を行うディナモ・キエフに上回られる可能性がある。そのため、ポルトは勝たなければ厳しい状況に追い込まれる。
先制したのはチェルシー。12分、エデン・アザールからのスルーパスに抜けだしたジエゴ・コスタがGKとの一対一から右足シュート。ここはGKイケル・カシージャスに防がれたが、こぼれ球がイバン・マルカノを直撃してそのまま無人のゴールへ。マイコンが必死に戻ってスライディングで掻き出したが、追加副審はゴールラインを割ったと判定し、チェルシーがオウンゴールで先制に成功した。
続く28分、チェルシーは中盤でネマニャ・マティッチがボールを奪うと、エリア手前のオスカルがウィリアンとのワンツーから右足シュート。ボールは相手DFに当たり、ゴール左に転がったが、わずかに枠を外れた。
なかなか決定機を作り出せないポルト。42分、エリア手前からヤシン・ブラヒミがミドルシュートを放ったが、ここはGKティボー・クルトワがなんとか防いだ。このまま1－0でチェルシーがリードして前半を終える。
後半立ち上がりの47分、エリア手前右でパスを受けたウィリアンが右足シュート。しかし、ここはGKカシージャスがなんとか弾き返した。直後の52分、左サイドのD・コスタがエリア手前のアザールへパス。アザールが右に流すと、走りこんだウィリアンが右足一閃。これがゴール右下に決まり、チェルシーが追加点を奪った。
70分、チェルシーにビッグチャンス。D・コスタが相手最終ラインの裏でボールを受け、GKと一対一になりかけたが、ここはマイコンが必死に戻ってなんとか対応した。
このまま2－0でチェルシーがポルトを下した。チェルシーはプレミアリーグで14位と絶不調が続いているが、CLではグループG首位で決勝トーナメント進出を決めた。
By サッカーキング編集部
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