ジダン監督、CL準決勝はレアル優位との見方に「それで困ることはない」

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レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督 [写真]=Real Madrid via Getty Images

 レアル・マドリードは15日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝組み合わせ抽選の結果、マンチェスター・Cとの対戦が決定した。同日、ジネディーヌ・ジダン監督のコメントをUEFA(欧州サッカー連盟)公式サイト『UEFA.com』が伝えている。

 ヴォルフスブルクを破って6シーズン連続となるベスト4進出を果たしたレアル・マドリードは、初の準決勝に臨むマンチェスター・Cと対戦する。ジダン監督は、「非常に難しい試合になるだろう。唯一良いことといえば、セカンドレグをホームで戦えることだ」と、厳しい戦いになると述べた。

 そして、「レアル・マドリードは常に優位と見られている。これまでもずっとそうだったし、今後も変わることはない。それによって困ることもないがね。準々決勝が難しいということはわかっていたし、準決勝がより難しいということもわかっている。勝利のためにベストを尽くすだけだ」と、チームが優位と見られていることは気に留めずに、普段通りの戦いで決勝進出を目指すと意気込みを語っている。

 一方で、「『レアル・マドリードはいつも楽な相手と当たる』という見方には同意できない。楽だと見られていたゲーム(ヴォルフスブルクとの準々決勝第1戦)は、実際には難しい試合で、0-2で落とした。決勝にたどり着くためには、あらゆる相手を倒さなければならない。ローマもヴォルフスブルクもマンチェスター・Cも、素晴らしいチームだ」と、これまでの対戦相手が決して簡単な相手ではなかったと強調した。

 レアル・マドリードは26日に敵地でのファーストレグ、5月4日にホームでのセカンドレグを戦う。

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