チャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグが4日に行われ、レアル・マドリードはマンチェスター・Cを1-0(2試合合計1-0)で下し、2年ぶりとなる決勝進出を果たした。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのコメントをスペイン紙『アス』が伝えている。
レアル・マドリードは20分にウェールズ代表MFギャレス・ベイルがエリア内右から右足でシュートを放つと、これが相手に当たってネットを揺らし、オウンゴールで先制。その後は追加点を奪うことができなかったが、1-0でタイムアップを迎え、決勝進出を決めた。
ファーストレグと直近のリーグ戦を欠場していたC・ロナウドはこの試合で先発復帰を果たすと、フル出場で勝利に貢献した。
「完璧なパフォーマンスだった。2点目を決めて試合を終わらせることはできなかったけどね」と、試合を振り返ったC・ロナウドは、「みんな疑問を持っていたようだけど、僕は(ジネディーヌ・)ジダンが言ったように、すぐに回復した。しばらくプレーしていなかったからフィットネスは100パーセントではなかったけど、チームのためにいいプレーができたと思うし、僕たちは目標を達成したよ」と、自身のプレーについても言及し、満足感を示している。
決勝ではバイエルンを退けたアトレティコ・マドリードと対戦する。C・ロナウドは「ファイナルに本命はいない。(決勝に進んだのが)スペインのチームだから嬉しいね。(2年前に続いて)またアトレティコと顔を合わせることとなったけど、彼らとの対戦はいつだって特別だ」とリーガ・エスパニョーラ勢の好調を喜び、宿敵との対決に意気込んだ。
そしてジダン監督については、「彼はチームとともに素晴らしい仕事をしている。僕らはお互い助けあっているし、僕は監督としても人としても彼を尊敬している。彼は謙虚で、それは常に重要な事だよ。彼が(監督を)続けてくれることを願っている」と称賛の言葉を送っている。