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CLの舞台では特別なプレッシャーがかかる?…PK成功率をデータで比較

2016.06.01

CL決勝ではアトレティコFWグリエスマンがPKを失敗した [写真]=Getty Images

 PK戦にまでもつれ込んだ、レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードによるチャンピオンズリーグ(CL)決勝。

 アトレティコ・マドリードとしては、後半開始早々に獲得したPKを決められなかったことが後の試合展開を左右したといえるかもしれない。

 フランス代表FWアントワーヌ・グリエスマンがPKを外したこのシーンは話題となったが、やはりCLの舞台では選手に特別な重圧がかかるのだろうか。

 データ会社『Opta』が、今シーズンの欧州5大リーグ(スペイン、ドイツ、イングランド、イタリア、フランス)とCLにおけるPKの成功率を紹介している。

■『Opta』による今シーズンのPK成功率
プレミアリーグ:81パーセント
ブンデスリーガ:79パーセント
セリエA:77パーセント
リーグ・アン:72パーセント
リーガ・エスパニョーラ:71パーセント
チャンピオンズリーグ:58パーセント

 欧州5大リーグがいずれも70パーセント以上をマークしている一方、CLでのPK成功率はなんと58パーセント。トップの数値を記録するプレミアリーグとは20パーセント以上の差がある。

 今シーズンのCL決勝トーナメントでは、グリエスマンのほかにも準々決勝ファーストレグでスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ(パリ・サンジェルマン)、準々決勝セカンドレグでアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C)、準決勝セカンドレグでドイツ代表FWトーマス・ミュラー(バイエルン)と元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(アトレティコ・マドリード)がPKを失敗している。

(記事提供:Qoly

By Qoly

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