『ハリルホジッチが語る UEFAチャンピオンズリーグ 16/17』は9月4日に放送予定
2016-17シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)が日本時間の9月13日深夜に開幕する。スカパー!では全125試合を生中継。今回、特別コメンテーターに就任した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、「歴史上最も素晴らしい大会になる」と今シーズンのCLを展望した。
CLは各国リーグのチャンピオンを含む強豪32クラブが激突する欧州最高峰の舞台。その中で、特に注目しているのがバルセロナとレアル・マドリードだ。ハリルホジッチ監督は、「リーグ戦同様に両チームの対決が楽しみ。恐ろしい戦いになるだろう」とクオリティの高い試合に期待を膨らませた。
もちろん、日本人3選手からも目が話せない。ハリルホジッチ監督が「高いクオリティを持っている」と評価するドルトムントのMF香川真司は、チームの中心選手から不動のエースへと進化を遂げることができるか。主力が抜け、戦力が低下したドルトムントが勝ち進んでいくためには、香川の活躍が欠かせない。
指揮官は日本代表のエースストライカーにも期待を寄せる。レスターは昨シーズン、劇的な快進撃でプレミアリーグを制覇。FW岡崎慎司にとって、初めてのCL挑戦となる。指揮官は「今シーズンはチーム内の競争もより一層激しくなる。その中で、まずは先発を勝ち取ってほしい。彼のように、チームのために全てを出し切る選手を私は見たことがありません。A代表でも、もっとゴールを取れる選手になってほしい」とさらなる成長を願った。
同じく初出場となるMF清武弘嗣は、「CLに出るチームへ行きたかった」とセビージャへの移籍を決断。気合十分で今大会に挑む。ハリルホジッチ監督は、「監督が代わり、選手の入れ替えもあったチーム。むずかしいシーズンになるのではないか」とセビージャの苦戦を予想しつつも、清武にはエールを送った。
「清武のテクニックは心配していないが、まだまだいいプレーをしなければならない。特にフィジカルの準備を十分にしてほしい。勇気と強い気持ちを持って先発を奪い、いいプレーをすること。それは彼にとっても、A代表にとってもいいことだ」
日本人選手も出場する今シーズンのCLもハイレベルな戦いになること間違いなし。ハリルホジッチ監督も「本当に偉大なチームがそろっている」と目を見張る。
「バルセロナ、レアル、アトレティコ・マドリード、マンチェスター・C、アーセナル、パリ・サンジェルマン、バイエルン、ドルトムント、セビージャ……偉大なチーム、そして偉大なフットボールをたくさん見ることができる。サポーターのみなさんも一緒に試合を見続けてほしい」
このほか、今シーズンの見どころを語り尽くした『ハリルホジッチが語る UEFAチャンピオンズリーグ 16/17』は9月4日(日)22時よりスカチャン1で無料放送される。
By サッカーキング編集部
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