マフレズ(右)のゴールを守り切ったレスターが3連勝を飾った [写真]=Leicester City FC via Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第3節が18日に行われ、日本代表FW岡崎慎司所属のレスター(イングランド)とコペンハーゲン(デンマーク)が対戦した。
2連勝でグループGの首位に立つレスターと、1勝1分けで2位につけるコペンハーゲンの対戦。レスターにとっては3連勝を飾れば、クラブ史上初のCL挑戦でグループステージ突破という快挙が現実味を帯びてくるだけに、ホームで白星がほしいところだ。
レスターの先発にはリヤド・マフレズやジェイミー・ヴァーディ、イスラム・スリマニらが起用され、CLデビューの期待がかかる岡崎はベンチスタートとなった。
序盤はコペンハーゲンがボールを繋いで敵陣に押し込む時間が続いたが、なかなかシュートまで持ち込むことはできない。一方のレスターは18分、自陣からのロングパスを受けたヴァーディがエリア手前左からミドルシュートを放ったが、ボールはDFに当って枠の右へ逸れた。
33分にはロングボールのこぼれ球を拾ったヴァーディがミドルレンジからボレーで狙ったが、ここはGKの正面に飛んだ。
その後は両チームともに決定機を作り出せないまま時間が経過したが、40分にレスターが先制する。左サイドに流れたヴァーディがクロスを放り込むと、ファーサイドのスリマニがヘディングで折り返す。これをゴール前のマフレズが左足アウトサイドで押し込んだ。
1点リードで後半を迎えたレスターは64分、相手DFのクリアボールを拾ったマフレズがドリブルでエリア内中央に運び左足でシュートを放ったが、DFにブロックされた。
さらに直後の67分、左サイドからグラウンダーのクロスが入ると、スリマニがスライディングで合わせる。GKが弾いてクロスバーに当たったボールをスリマニが自ら頭で押し込んでネットを揺らしたが、ここはオフサイドの判定で得点は認められなかった。
レスターは85分、ヴァーディとの交代で岡崎を投入。岡崎にとっては待望のCLデビューとなった。
終盤は同点を目指すコペンハーゲンが押し込む時間が続いたが、レスターが最後まで守り切って試合はこのまま1-0で終了。3連勝を飾ったレスターが決勝トーナメント進出に前進している。
次節は11月2日に行われ、コペンハーゲンがレスターをホームに迎える。
【得点者】
1-0 40分 リヤド・マフレズ(レスター)
By サッカーキング編集部
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