【プレビュー】グループステージ突破、敗退が懸かる第4節 最注目はマンC対バルサのリベンジマッチ

今節も“MSN”の3トップの活躍に注目が集まる [写真]=ムツ カワモリ

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)はグループステージの折り返しとなる第4節を迎えるが、早くも突破、敗退が決まるクラブも出てくる。グループCのバルセロナは引き分け以上、グループDのアトレティコ・マドリード、グループFのドルトムント、グループGのレスター、グループHのユヴェントスは勝利すると、自力でグループステージ突破が決まる状況だ。以下で各グループの今節注目試合を展望する。

11月1日(火)

【グループC】
マンチェスターC×バルセロナ
 第4節で最も世界の注目が集まるカードであることは間違いない。前節はカンプ・ノウで0-4という屈辱的な敗戦を喫したマンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督が古巣を相手にどう立て直してくるか。その試合でハットトリックを達成したリオネル・メッシの対策というのは今さら難しい話だが、イルカイ・ギュンドアンを軸にボールを支配することで、ネイマール、ルイス・スアレスを加えた“MSN”に良い形でボールを持たせないことは可能だ。出定停止のクラウディオ・ブラボに代わりゴールマウスを任されるウィリー・カバジェロの奮闘も勝敗を左右する要素となりうる。

11月2日(水)

【グループG】
コペンハーゲン×レスター

 3連勝のレスターはここまで無失点とディフェンスが安定しており、パワフルでクレバーなウェズ・モーガンとロベルト・フートが組むセンターバックと守護神カスパー・シュマイケルの守備のトライアングルはアウェーの地でもそう簡単に崩れそうにない。アタッカー陣はここまでリヤド・マフレズが3得点をあげているが、プレミアリーグのトッテナム戦でゴールを決めた新加入のアーメド・ムサもサイドハーフの起用で効果的なオプションになりつつある。一時期の厳しい状況を脱した岡崎慎司のゴールにも期待はかかるが、エースのジェイミー・ヴァーディが未だ不発の状態で、グループステージ突破のかかるこの試合が1つの試金石になるかもしれない。

 突破がかかるアトレティコ・マドリードvsロストフ、ユヴェントスvsリヨンなど、今節も注目カードが盛りだくさん!
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