先制点を挙げるもバイエルンに大敗…ウォルコット「大きなショックを受けている」

セオ・ウォルコット

バイエルン戦で先制点を決めたウォルコット [写真]=Boris Streubel/Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグが7日に行われ、アーセナルとバイエルンが対戦。アーセナルは第1戦に引き続き、1-5の大差で敗れ、7シーズン連続のベスト16敗退という結果に終わった。

 20分に得意のドリブルから強烈なシュートを放ち、アーセナルの唯一の得点をマークしたイングランド代表FWセオ・ウォルコットは試合後、先制点となった自身のゴールが勝利に結びつかなかったことに悔しさをにじませた。

「ここ数週間はなかなか結果がついてこなくて、僕たちの情熱と決意を見せることができていなかった。でも今夜のチームはこれまでとは違ったと思う。僕たちは全力で試合に挑んだ。けれど10人での戦いを強いられたことで、ゲームプランが全く変わってしまった」と語り、53分のフランス代表DFローラン・コシェルニーの退場が大きく響いたことを指摘した。「もっとスマートな対応をして、たとえ不測の事態が起こったとしても、その被害を最小限に抑えられるよう努めなければならなかったと思う。選手たちはあまり敗戦にショックを受けていないのでは?と思う人もいるかもしれないけれど、実際には全く違う。ロッカールームでは多くの選手が落胆していた」

 4日に行われたプレミアリーグ第27節リヴァプール戦に続き、公式戦で連敗を喫したことに肩を落としながらも、目標を切り替える重要性を強調したウォルコット。11日のFAカップ準々決勝リンカーン・シティ戦に向け、気持ちを新たにしているようだ。「この悔しさを晴らすための最高の舞台が待っている。リーグ戦での順位を少しでも上げるためにも努力しなければいけない。今日の試合の前半のような戦い方をコンスタントにできれば、結果はついてくるはずだ。リーグ終盤戦を戦う準備はできている。僕たちを信じてほしい」とサポーターに訴えた。

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