日程に苦言を呈したトゥヘル監督 [写真]=Bongarts/Getty Images
ドルトムントは12日、ホームでモナコとのチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグを戦った。同試合の日程について、ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督がコメントした。イギリスメディア『BBC』が13日付で報じている。
同試合は11日に行われる予定だったが、当日スタジアムへの移動中に、チームバスを3度の爆発が襲った。事件が発生したことにより、試合は12日に延期。しかし指揮官は、延期の日程を決めたUEFA(欧州サッカー連盟)に対して苦言を呈したと報道されている。
「UEFAは、私たちに対してテキストメッセージを送ってきた。延期の日程は私たちを困惑させている。これほどの悪い気分を忘れないだろう。この事件に対して時間をかけて対処することを望んでいたが、UEFAの誰かが私たちに試合を強要した」と、事件翌日に試合開催となったこと対して、憤慨している模様だ。
この訴えに対しUEFAは「この決定は我々とクラブとの間で合意したもの」であると述べ「我々はすべてのチームと密に連絡を取っている。チームから試合を望まないという声明を受け取ってはいなかった」と回答。今回の決定はあくまで、合意によって下されたものだと強調した。
ドルトムントは同試合に2-3で敗れている。セカンドレグは19日にアウェイで行われる。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト