トッテナムがホームでドルトムントを下した [写真]=CameraSport via Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループステージ第1節が13日に行われ、トッテナムと日本代表MF香川真司所属のドルトムントが対戦した。
レアル・マドリード、アポエルとともにグループHに入った両者。大事な初戦をホームで迎えるトッテナムはFWハリー・ケインやFWソン・フンミンらが先発に名を連ねた。一方、アウェイで勝ち点3獲得を目指すドルトムントは香川が今シーズン公式戦初スタメン。そのほか、新加入のFWアンドリー・ヤルモレンコらが起用された。
試合は早い時間に動く。4分、自陣で奪ったボールをカウンターにつなげたトッテナムはハリー・ケインのスルーパスに抜け出したソン・フンミンがペナルティエリア内左に侵入。角度のないところから左足でニアサイドを打ち抜き、先制に成功した。
だが、ドルトムントもすぐに追い付く。11分、右サイドのヤルモレンコがエリア内にパスを通すと、これを受けた香川がワントラップから後方へ落とす。走り込んだヤルモレンコが左足の鮮やかなシュートをゴール左上に決め、試合は振り出しに戻った。
直後の15分、トッテナムは相手陣内でルーズボールをキープしたケインが強引にエリア内左まで持ち込み、左足でシュート。これがゴール上に決まり、勝ち越し点となった。
その後はドルトムントがボールを保持してチャンスを伺ったが、ゴールを奪うには至らず、トッテナムの1点リードで前半を折り返す。
後半立ち上がりの56分、ドルトムントはマフムド・ダフードがエリア内左に浮き球のパスを送ると、抜け出したオーバメヤンが右足ボレーをゴール右に叩き込む。しかし、オフサイドの判定で得点は認められなかった。すると60分、エリア内左でエリクセンからパスを受けたケインが左足のシュートをゴール右下に決め、トッテナムが貴重な追加点を奪った。
2点ビハインドとなったドルトムントは66分、香川に代えてマリオ・ゲッツェをピッチへ送り出す。だが、その後はなかなか決定機を作り出すことができずに時間が経過。結局このままタイムアップを迎え、トッテナムが3-1で勝利を収めた。
次節、トッテナムは26日にアウェイでアポエルと、ドルトムントは同日にホームでレアル・マドリードと対戦する。
【得点者】
1-0 4分 ソン・フンミン(トッテナム)
1-1 11分 アンドリー・ヤルモレンコ(ドルトムント)
2-1 15分 ハリー・ケイン(トッテナム)
3-1 60分 ハリー・ケイン(トッテナム)
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By サッカーキング編集部
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