「ボールを持たせなければ…」コンテ監督がCLバルサ戦の戦術明かす

　チェルシーのアントニオ・コンテ監督が、バルセロナ戦ついて語った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が17日に伝えている。

　チェルシーは、20日に本拠地スタンフォード・ブリッジで行われるバルセロナとのチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦ファーストレグに向けて、準備を進めている。コンテ監督はバルセロナの弱点を語り、それを利用する案を考えているという。

「我々は1カ月前からバルセロナを分析してきた。世界最高のチームの一つということに疑いはない。我々は完璧な試合をして、最良の結果を出さなければならないね。バルセロナは普通ではないよ。彼らはボールを保持していれば素晴らしいプレーを見せる。しかし、ボールを持たせなければ弱点がある。我々はこれを利用しなければならない」

　バルセロナの絶対的エース・アルゼンチン代表FWリオネル・メッシはチェルシーとの直近8試合で1点も挙げられていない。コンテ監督はチェルシーがその記録を伸ばさなければならないとしつつ、他の選手にも警戒しなければならないとした。

「この記録（メッシのチェルシー戦での無得点記録）を維持することを願っているが、彼は素晴らしい選手だ。彼に大きな敬意を払わなければならない。しかし、同時にこのような相手との試合に挑戦をすることに興奮すべきだろう」

「メッシはよく知っているし、彼を止めるのは容易ではない。彼は世界で最も優れた選手の一人だ。しかし、チームとして一致団結して試合の臨むことができると確信している。そして、メッシを止めようとするだけではだめ。メッシをマークすることだけに集中してしまうと、それは非常に危険だ」