チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグが14日に行われ、ベシクタシュとバイエルンが対戦した。
ファーストレグはホームで5-0の大勝を収めたバイエルン。敵地でのセカンドレグでも開始18分に先制する。トーマス・ミュラーが右サイドから精確なクロスを送ると、ファーに走り込んだチアゴ・アルカンタラが合わせてゴールネットを揺らした。
1-0で折り返したバイエルンは後半開始直後の46分、右サイドのラフィーニャがクロスを入れると、相手DFギョクハン・ギョニュルのオウンゴールを誘発し、この試合2点目を獲得。しかしベシクタシュも相手の隙を突いて一矢報いる。59分、ギョニュルが右サイド高い位置でダヴィド・アラバのパスミスをカットすると、すばやくエリア内にパス。これを受けたヴァグネル・ラヴが倒れ込みながら、ゴール左隅に流し込んで意地の1発を決めた。
バイエルンはこのラウンドで初失点を喫したが、84分には左サイドのアラバがクロスを送ると、中央フリーのザンドロ・ヴァーグナーが胸で押し込み、ダメ押しゴール。バイエルンが3-1で連勝を飾り、2試合合計8-1で7年連続のCLベスト8進出を果たした。
【スコア】
ベシクタシュ 1-3(2試合合計:1-8) バイエルン
【得点者】
0-1 18分 チアゴ・アルカンタラ(バイエルン)
0-2 46分 オウンゴール(ギョクハン・ギョニュル)(バイエルン)
1-2 59分 ヴァグネル・ラヴ(ベシクタシュ)
1-3 84分 ザンドロ・ヴァーグナー(バイエルン)