ローマに所属するボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWエディン・ジェコがチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のバルセロナ戦を前にコメントを残し、前向きな姿勢を貫いた。クロアチア紙『ナビリスト』が20日付で伝えている。
ジェコはCL決勝トーナメント1回戦、シャフタールとのセカンドレグで決勝点を挙げ、チームを勝利に導く。この勝利でローマは10年ぶりとなるCLベスト8に進出している。また抽選の結果、準々決勝の相手は未だ今季のリーガエスパニョーラで無敗を貫いている、強敵バルセロナに決まった。
バルセロナの優勢が各メディアで報じられる中、ジェコは強敵との戦いを前向きにとらえ、「失うものは何もない」とチャレンジャー精神で臨むことを明かしている。
「バルセロナとの試合で失うものは何もない。だからこそ、プレッシャーなく相手と戦えるし、勝利を手繰り寄せることが出来ると思っているよ」
「僕たちは自分たちの持っているもの全てを出し切り、ベストを尽くせることが出来ると思う。一度チームとしてまとまることが出来れば、僕らはバルセロナ戦で何かを起こせるはずさ」
CL準々決勝ファーストレグは4月4日、バルセロナのホームであるカンプノウで行われる予定だ。