惜しくも準決勝敗退となったローマのディ・フランチェスコ監督 [写真]=Getty Images
ローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督が、判定への不満を示唆しつつ、今後の成長を誓った。クラブ公式サイトが伝えている。
2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグで、ローマはホームでリヴァプールと対戦した。ファーストレグは2-5で敗れたため3点差以上の勝利が必要だったローマは、試合の最後の最後まで猛攻を見せたが4-2で試合は終了。2試合合計7-6でわずか1点足りず、準決勝敗退となった。
ディ・フランチェスコは試合後、記者からのインタビューに応じるとまず、いくつかの微妙な判定について次のように話した。
「判定ミスは、特に我々がこのレベルの大きなゲームをすることに慣れていないこともあり、失望している。今日私たちは素晴らしかった。アンフィールド(でのファーストレグ)とは違ったよ。判定ミスは良い仕事を壊した」
「一方で、VARを導入するためにUEFA(欧州サッカー連盟)に電話するかどうかはクラブの仕事だ。(判定ミスについて)これ以上声を上げることは私の仕事ではない」
「選手は判定ミスを知っていた。しかし、いま言っても何も変わらない。時間の無駄だ。私たちは、私たちがチャンピオンズリーグで戦うことができることを示した。失点やミスから私たちは学び、成長し、前進したい」
また、若手に期待を寄せつつ、来シーズンのチャンピオンズリーグに向け、改善の必要性を語った。
「今日のようなプレーがいつもできれば素晴らしいだろう。今は、私たちはセリエAで来年のチャンピオンズリーグ出場資格を得なければならない。今夜のパフォーマンスでチャンピオンズリーグで私たちが戦うことができることを、だれもが理解したはずだ」
「チームには、これから成長し続ける若い選手がたくさんいる。すでに多くを改善してきたが、これ以上に前進し続け、より良くなる必要があるね。今日の(ステファン・)エル・シャーラウィはうまくやっていた」
最後にディ・フランチェスコ監督は、今後の更なる成長に向け意気込みを語った。
「今夜のパフォーマンスに関して、私は本当に言い訳はない。我々にはミスが多すぎたし、その代償を支払われることになった。しかし、我々はそれらの小さな事をすべてを取り上げ、それらから学び、成長するよ」
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By サッカーキング編集部
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